BLOG 2016年02月


  2016/2/19 雨水(うすい)  



今日は、二十四節気のひとつ、雨水。

雨水は、立春から数えて15日目頃で毎年2月19日頃。
とても曖昧ですが、厳密には定気法というもので定められていて
今年は、2月19日なんです。

雨水とは、「空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる」
という意味で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきた
大切な節目の日なのです。



まだ、暖かい春とはいえませんが、
庭のしだれ梅のつぼみが膨らんできました。

もう間もなく、事務所の庭も春の花々で
色鮮やかに染まることでしょう。










  2016/2/12 ペニシリンの日  



今日2月12日は、ペニシリンの日。
ペニシリンとは世界で初めて発見された抗生物質で、
多くの人を感染症から救った薬です。

私がまだ小学生の頃、看護婦だった母が話してくれたんです。
「青カビからペニシリンという薬ができた」ということを。
カビから薬が出来るという話があまりにも印象的で、
今も鮮明に覚えています。

ペニシリンは、1928年にイギリスのアレクサンダー・フレミングによって
発見されました。実際に医療の現場で使われるようになったのは、
その13年後の1941年、2月12日のこと、
イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めて
ペニシリンの臨床実験に成功したのです。

ペニシリンの発見は偶然の産物だったようですが、
ほんとうに偉大なる功績です。
その一方で数万人に一人程度の確率で、アナフィラキシー・ショックを
引き起こす副作用も負の産物となったのです。

どんな薬にも必ず副作用があります。
それは軽症から重度の後遺症、あるいは死に至る症状が必ずあるのです。



私の障害も薬の副作用によるものです。

わたくしにとって、今日の「ペニシリンの日」は、
薬の恩恵と副作用について再認識する日なのです。






  2016/2/4 光の春  



今日は立春。

立春の度に思い出すのが
「光の春」ということばです。


1985年(31年前)、NHKの朝のニュースの気象情報で、
大変わかりやすい解説をなさってた方がいらっしゃいました。
温厚な雰囲気のおじさまで、お名前は倉嶋 厚さん。

ある日、役所の近くの紀伊国屋書店をのぞいたとき、偶然に
倉嶋さんの「季節の旅人」という本を見つけ、
早速買って読んでみたのです。
そこには、人々の暮らしと気象の関係や、四季折々の色彩や
ことばが記されていて、とても楽しい本でした。
この本で、わたしの季節観や、季節感が育まれたといっても
過言ではないと思います。

倉嶋さんの本に「光の春」のことが書いてあったのです。

厳寒のシベリアでも、2月になると明るい日差しが冬景色を照らし、
軒下に下がる氷柱(つらら)から、水滴が宝石のようにキラキラと
輝きながら落ちます。
その様をロシアでは「光の春」というのだそうです。



2007年1月18日撮影・網走



今日は、熊本も明るい光があたたかく包み込んでいます。




  2016/2/4 ビートルズの日  



今日2月4日は、ビートルズの日と言われています。




「なぜ2月4日がビートルズの日?」と思いネットで調べました。

1960年代、イギリスのリバプールから現れたロックバンド、
ビートルズは瞬く間にファンが急増、人々はビートルズのことを
「Fabulous  Four」(素晴らしい4人)と言い、
それを略して「Fab.4」と呼ぶようになったそうです。

で、なぜ今日なのか。

それは、今日という日が2月4日(February 4)だからです。
ビートルズの愛称は「Fabulous 4」、2月4日は「February 4」、
似てるといえば似てる・・・・
う~ん、でもスペルは違うのですが・・・・