BLOG 2017年05月


2017/05/27(土) 麦秋


いよいよ黄金色に染まった麦畑、
初夏の日差しに一層映える。

        小さな道の右側に麦畑、


左側は新緑の桑の木。








ここを歩くとき、朝、昼、夕、それぞれの
匂ひ香がある。





朝はスーッと木の香りが、
  昼は乾いた藁(わら)のような、
    夜は草いきれがこもったような。

目を落とせば名も知らない可憐な花が咲いている。




梅も色づき


今、とてもやさしい心地よい季節。


2017/05/23(火) サラリーマン川柳

今年のサラリーマン川柳が発表された。

毎回、クスクスって笑ってしまう、
そして、なるほど~と感心してしまう。

今年の一位は

1位 ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ? (なおまる御前)/5,822票


2位 久しぶり! 聞くに聞けない 君の名は (健忘賞)/4,570票

3位 ありのまま すっぴんみせたら 君の名は? (もうすぐ花嫁)/3,472票

4位 同窓会 みんなニコニコ 名前出ず (まぁちゃん)/2,715票

5位 「パパお風呂」入れじゃなくて 掃除しろ (家内関白)/2,664票

6位 君の名は ゆとり世代の 名が読めず (くまねこもも)/2,473票

7位 病院で サミットしている 爺7 (アキちゃん)/2,381票

8位 ばあちゃんが オシャレにキメる 通院日 (ベラ)/2,298票

9位 オレのボス ヤフーでググれと 無理を言う (田舎出身自衛官)/2,242票

10位 職場でも 家でもおれは ペコ太郎 (北の勝)/2,157票

ちなみに昨年の一位は

退職金 もらった瞬間 妻ドローン (元自衛官・得票数6,305票)
                      (第一生命保険発表)


2017/05/22(月) 大空に心の風船

今日も暑い。

きのうの日曜日、熊本市内の
ほとんどの中学校で体育大会が開催された。
益城町の木山中学校と同じく被災して、
運動場のプレハブ校舎で授業をしている
東野中学校も、近隣学校の運動場で
体育大会を催した。

そして、色とりどりの風船が
大空に放たれた。

同校には震災後、全国から多くの支援や
励ましのメッセージが寄せられた。
そこで、支援していただいた人たちへ、
体育大会の日に感謝を込めた風船を飛ばそうと
生徒会で計画したという。

生徒たちそれぞれが書いたメッセージを
風船に結び、およそ150の風船を大空に
飛ばした。

地震は、残酷な仕打ちで人々に悲しみや苦痛を
残した。
でも、生きること、助け合い、
励ましあうことの尊さも、また教えた。

中学生たちの飛ばした風船に、
とても清々しい心を感じた。


2017/05/20(土) 初、真夏日

どうしたんだろう? この暑さ。

あまりの暑さにエアコンのスイッチを入れた。


夕方のニュースでびっくり。
お隣の菊池市で今季最高気温、32.3度を観測。

道理で熱いはず。

この炎天下、被災地の益城町木山中学校では
体育祭が開催された。
元気に飛び跳ねる生徒たち、とってもいい笑顔。
「頑張ってるね!」

明日は、県内のほとんどの中学校で体育祭が開催される。
暑さに負けず、元気に楽しんでほしい。

とは言え、汗っかきの私にとって、
いよいよ苦手な季節が到来!


2017/05/12(金) 熊本県 震度4

昨夜8時20分頃、突然ガタガタガタと揺れた。
最近、静かだったのに、やっぱり油断は禁物。

このあたりは震度2という発表があったが、
とても揺れを強く感じた。

揺れて3秒ぐらいまでは治まるかな?と思うが、
だいたい3秒すぎると、うん?と身構え、
なぜか中腰で避難袋を取りに行く。

昨夜は5秒くらいだと思うが、結構長く感じた。
慣れたせいか、避難袋を持っていつでも外に出る
態勢をとっていた。
通常だと、わすがの5秒。
でも、そのわずかの時間が生死を分ける。

地震の被災を経験すると、このことがよく分かる。


2017/05/08(月) 薫風の候


立夏(5日)から、手紙の書き出しに「薫風の候」をよく使う。

以前、「薫風の候」を「薫風の喉」と書いたことがある。
よーく見ないと、その違いが分からない。

候と喉

「くんぷうののど」、よくぞ書いたものである。
恥ずかしい。

この間違いには理由がある。
講演を始めようとトレーニングをしていた頃の事。
発声と活舌の練習として、「外郎売(ういろううり)」を
やらされていた。

「外郎売」は、歌舞伎の劇中に出てくる長科白(せりふ)で、
新人アナウンサーや声優、演劇人など発声練習や滑舌の練習に
使われている。

その外郎売の中に、
薫風(くんぷう)喉(のんど)より来たり。
口中(こうちゅう)微涼(びりょう)を生ずるが如し(ごとし)・・・
というくだりがある。

毎日毎日、この「外郎売」をやらされていた。
だから、薫風(くんぷう)と言えば、喉(のんど)とになってしまう。

風薫る5月、とか青葉繁れるなどでもよいのだが、
薫風という言葉が好きだから仕方がない。

今日書いた手紙の薫風の候、を三度確認。


2017/05/05(金) 子供の日「立夏」

青空が広がるいいお天気。

そういえば、いつの間にか隣保斑(近所)の
鯉のぼりが消えてしまった。

私が結婚した頃は、あちらこちらで
カラカラカラ~と風車が鳴り、鯉が泳いでいた。
遠くを見ても、黒(真鯉)や赤(緋鯉)、青(子鯉)が
「うちには男の子がいるぞ~」
と言わんばかりに威勢よく風になびいていたのに。

今朝の新聞には「子どもの数 36年連続減少」
の見出し。
やっぱり、少子化か~。

総務省が4日まとめた人口推計(4月1日時点)
によると、外国人を含む14歳以下の子どもの
数は前年より17万人少ない1571万人で、
36年連続の減少となった。
ピークだった1954年の2989万人の半数に
近い。   (熊本日日新聞5月5日の記事より)

なるほどねー。
道理で鯉のぼりも見かけなくなったわけだ。
それに、この辺りでは連休というのに、
全くと言っていいほど、子どもたちの姿を
見かけない。


道路でワーワーキャーキャーとはしゃぎながら
ローラースケートやフラフープをする子供たち、
「ちょっと~ 危ないでしょそんなところで!」
と叱る大人。
なんだか、あの頃が懐かしいな~。


2017/05/03(水) 晩春の候

昨日は「八十八夜」、
県内の茶どころでは新茶の摘み取りが
最盛期を迎えている。

晩春のクライマックスといえば
ゴールデンウィーク。

もっとも、このゴールデンウィークという
呼び名は、商業的な造語ということで、
NHKではこの名称を認めておらず
ニュースなどでは「大型連休」と呼ぶんだそうだ。
知らなかった。


さすがに昨日から車が多い。
いつもだとスイスイと動ける道路も、うそ?
というほどの渋滞。
これだから、連休の遠出は絶対にしない。
思うように動けないことと、人混みは一番の苦手。

しばらくはお天気も良さそうだし、花の種や
野菜の苗でも植えようかな・・・。