BLOG 2020年08月
2020/8/26(水) 久々の「打ち水雨」
今日もまた35度超え、と観念していたら
徐々に灰色の雲が覆ってきた。
どうする、
降る、降らない、どっち?
この三日ほど予報は雨なのに、
踏ん切り付かずのカンカン照り。
ほんの少しでいいんだけど・・・。
降ってきた、おだやかに。
あら、もう止んだ。
それでも、ちょうど「打ち水」をしたような。
雨に濡れた木の葉の緑が鮮やか。
ほんの少しでも恵みの雨。
被災地で作業している人たちにも優しい
雨だろう。
熱中症の防御効果もあると思うし、出来れば、
朝昼夕、ほんの少しずつ「打ち水」程度の雨が
降っくれないものだろうか。
2020/8/22(土) 藤井聡太二冠
藤井聡太王位・棋聖
二冠獲得おめでとうございます。
将棋のことはよくわからないけど、マスコミが
あんなに大騒ぎするのだから、すごい!
関取ならまだしも、将棋界の人が地元の人々から
祝福を受けるなんて聞いたことがない。
将棋界の人たちへのインタビューで、
「彼はお化けだ」
「ジェット機に搭載したエンジンが違う」とか、
人間離れした表現で答えていた。
当の本人は、至って淡々と、「この上ない結果
でした。課題も見つかりましたので、もっと
実力を高めていきたいと思います。」
と、ま~なんと謙虚な。
将棋以外でやりたいことって何でしょうか、
この問いには、「パソコンを一台組み立てたい」
「旅行したい」と高校生らしい答え。
これはこれで安心してしまう。
かつて寂聴さんは、
「小説は私が書いているんじゃなくて、なにか
自然に浮かんでくるの、なにかが降臨してくる
ように。だからだれかが書かせてるの」
そう仰ってたことがある。
藤井聡太二冠も、そうかも。
彼は選ばれた人なんだろうな。
いや~それにしても、おめでとうございます。
「令和2年7月豪雨」被災状況
■熊本豪雨の主な被害状況
〇行方不明2人
■住宅被害
(21日 午後7時現在、県集約分)
〇死者65人〇行方不明2人
■住宅被害
〇全壊217棟
〇半壊458棟
〇床上浸水5830棟
〇床下浸水2324棟
〇一部損壊 504棟
〇避難 1181人
〇断水 382戸
(熊本日日新聞8月22日朝刊より)
2020/8/19(水) 閉ざされた夏
きのうは38度だったようだ。
いや~40度でしょ、って言いたいくらい、とにかく
暑かった。
先週から猛暑が続いているが、全国で10日から
16日までに熱中症で緊急搬送されたのは
1万2804人だという。熊本は142人。
そういえば、近所のグラウンドからも救急車の
サイレンが聞こえてた。あれはそうだったかも。
コロナといい、この暑さといい、これも地球温暖化の
影響なのだろうか。
幼いころは「外に出て遊びなさい!」と母によく
言われたもの。
今の親御さんは「なんで外に出るの!」って
言うんだろうな。
まさに、マスクをしてのこの強烈な暑さは、
ほんとに危険。
買い物から帰ってきたゆうさんは、
「もうあつか~ たまらんばい、のうばうっとだす」
と真っ赤な顔をして言っていた。
これを標準語に訳すと、
「もう暑くてたまらない、頭から脳が飛び出すほど」
ということになる。
このフレーズ、熊本人はよく使うので、多分、今も
どこかでだれかがそう言ってるだろう。
さすがに今日は、近くのグラウンドからグランドゴルフ
の高齢者やサッカー少年たちの声も聞こえてこない。
なんか、いつもとちがうんだなぁ。
いつまで続くこの暑さ、出かけることもできない、
遊びに来たい人にはお断りしなきゃいけない、
なんだかな~。
こういう気分は全くもって初めてかも。
熊本県 新型コロナ状況
■新型コロナウイルス熊本県内感染者
計416人(うち熊本市154人)
(熊本日日新聞8月19日朝刊より)
■熊本県リスクレベルについて
8月4日から、リスクレベル【レベル4特別警報】
「令和2年7月豪雨」被災状況
■熊本豪雨の主な被害状況
〇行方不明2人
■住宅被害
(18日 午後7時現在、県集約分)
〇死者65人〇行方不明2人
■住宅被害
〇全壊202棟
〇半壊428棟
〇床上浸水5746棟
〇床下浸水2250棟
〇一部損壊 483棟
〇避難 1289人
〇断水 402戸
(熊本日日新聞8月19日朝刊より)
2020/8/15(土) 玉音放送の日・お盆
90歳になる母が話してくれた。
「75年前の8月15日のお昼だった。みんなで
ラジオを聞いたの。初めて聞く陛下の声、意味は
よく分からなかったけど、大人たちはみんな頭を
伏せて嗚咽していた。」
当時は母は15歳、看護学校の生徒だったが、すでに
現場に派遣されていたそうだ。
わが子が戦死しても泣くことが許されなかった親たちは、
きっとあの時、「息子の死は何だったのか」
そんな思いで初めて泣いたのではないだろうか。
ゆうさんはこう言った。
「戦争は『人の命を軽視』することからはじまる。
戦いたくない女性や子どもも兵器としかみない。
国民を殺したのは敵国だけではない、自国からも
殺された。もっと早くいさぎよく、決断すれば
多くの命を失わずにすんだ。人の命を何とも思わなく
なる、それが戦争。」
毎年、ゆうさんは煮物とちらし寿司を作ってくれる。
それは、犠牲となった多くの人のことを思いながら
みんなのためにつくるんだと言っている。
もちろん、さくらやナナちゃんたちの分も作っている。
きょうはお盆。
2020/8/11(火) 2020年甲子園高校野球交流試合
新型コロナウイルスの影響で、春、夏の高校野球が
中止になったが、各県で独自大会が開催され、春の
選抜大会に選出されていた32校は甲子園で交流試合
が行われることになった。
中止と告げられグラウンドに泣き伏す選手を見て、
もらい泣きした。
だからよかった、ほんとうによかった。
3年間、甲子園を目指して仲間と汗を流して、突然、
目標を奪われてしまった選手にとってどんなに嬉し
かったことか。
第一試合の両チームの主将が選手宣誓でこんなことを
述べた。
~~新型コロナウイルスとの闘いや、度重なる
豪雨災害からの復旧、復興など激しく不安な状
況下で生活している方もたくさんおられます。
このような社会不安がある中で都道府県の独自
大会、そしてこの2020年甲子園高校野球交
流試合を開催していただけることによって、再
び希望を見いだし、諦めずにここまで来ること
ができました。
一人一人の努力がみなを救い、地域を救い、新
しい日本をつくります。創造、挑戦、感動、今、
私たちにできることは一球をひたむきに追いか
ける全力プレーです。~~
【大分商 川瀬堅斗主将・花咲徳栄 井上朋也主
将の選手宣誓より抜粋】
野球ができることの嬉しさをかみしめながら、勝つ
ために精一杯、力を出し切ってプレーをしていた。
試合を終えたどの選手も涙を浮かべていた。
それは、それは甲子園の砂より、もっと大切な
生涯忘れられない価値ある涙だろうと思う。
2020/8/9(日) 長崎原爆 被爆75年
午前11時2分に黙とうを捧げる。
75年の歳月が流れても、被爆した人々の痛みや
目に見えたものは消えない。
永遠に消えないだろう。
今も、被爆しながら一人で苦しんでいる人もいる。
何百年経っても、戦争の犠牲になった人たちの
ことを忘れてはならない。
多くの人々が犠牲になって生かされた命だから、
命の限り、御霊を敬い、戦争の惨たらしさを
訴え続けなければならない。
今朝、爆心地公園で高校生が原爆落下中心碑を
「人間の鎖」で囲んだ。
コロナの影響で、集まった高校生は40人。
それでもビニール手袋をしてテープを使って
手を取り合った。
確かに受け継がれている!
2020/8/8(土) 「世界猫の日」
「世界猫の日」
2002年に「ifaw」(国際動物福祉基金)が制定
したもの。英語では「International cat day」
(インターナショナル・キャット・デイ)というらしい。
今朝、家からすぐの小道で猫が死んでいた。
「あっ・・・あの子だ」
その猫は、庭によく来ていた。来ていたというより、
庭は猫の通り道になっているらしく、その子も
よく通り抜けていたのだ。
このままではかわいそうと亡骸に花を手向けた。
どうしたらいいものかと役所に連絡するもお休み。
ネットに手がかりがないか検索してみたら、皮肉にも
8月8日は「世界猫の日」という記事を見つけた。
うちの庭にはいろんな猫がやってくる。
これまでに2匹の猫と1匹の犬が縁あって家族の一員
となった。
さくらの次にやってきたのがナナ。次にやって来たのがもも。
ももは健在で、ゆうさんのうちで生活している。
この庭をいろんな猫たちが通る。
いつもさくらが見張り番をしていた。
威嚇するさくら。 死んでいた猫はこの子の弟。
多分、死んだ子だけが取り残され、どこかを住処として
生きていたんだろう。
不憫でならない。
やせ細った猫が通るたびに、エサだけでもあげようか
という思いが頭をよぎる。でも、エサを与えて元気に
なった猫たちは、次から次へと子どもを産み、そして
不幸な猫が増えていく。
熊本の愛護センターでも猫は捕獲してくれない。
可哀そうだけど飼ってあげるか、放置するかの
選択肢しかない。
家族の一員として飼えないのであれば、人間が
無責任に優しくしてはいけないのではないか。
飼ってあげるなら、健康検査、避妊や去勢手術をして、
寿命が尽きるまで寄り添わねばと思う。
熊本県 新型コロナ状況
■県内340人・小学生含む9人感染 クラスター拡大
県と熊本市は7日、荒尾市の10歳未満の男子小学生を
含む男女9人の新型コロナウイルス感染を新たに確認し
たと発表した。県内の感染者は計340人(うち熊本市
114人) 、入院患者は7日現在で150人となった。
(熊本日日新聞8月8日朝刊より)
■熊本県リスクレベルについて
8月4日から、リスクレベル【レベル4特別警報】
2020/8/6(木) 広島原爆の日・・・75年
原爆投下時刻の8時15分 黙とうを捧ぐ
今年3月末時点で被爆者健康手帳所持者は全国に
13万6682人いて、この1年で9162人減った
という。
今日の平和記念式典で、この1年で死亡が確認された
4943人の名前を書き加えた原爆死没者名簿が
原爆慰霊碑に納められた。
名簿は2冊増えて119冊、原爆死没者の総数は
計32万4129人分となった。
生の声で当時のことを聞くことができる時間はわずか。
子どもたちに伝え、また子どもたちへ。
鎮魂の灯火を消さないようにしなければ。
熊本県 新型コロナ状況
■県内42人 過去最多
県と熊本市は5日、新たに未就学児を含む42人の
新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
県内で未就学児の感染は初めてで、1日の感染発表
者数としては過去最多。このうち、人吉市の50代
の男性会社員は死亡後に感染が確認された。
感染者の死亡は5人目。県内の感染者は計321人
(熊本市105人)となった。
■熊本県リスクレベルについて
8月4日から、リスクレベル【レベル4特別警報】
(熊本日日新聞8月6日朝刊より)
2020/8/5(水) 熊本豪雨災害から1カ月
熊本の豪雨災害は8月4日で1カ月、被災地では
それぞれの時間にサイレンが鳴り響き、住民たちが
黙とうを捧げた。
連日、気温35度以上の猛暑の中、泥まみれになって
の作業が続けられている。コロナさえなければ大勢の
ボランティアが駆けつけてくれたのに、今、高齢者も
子どもも地元民総出で必死の作業が続けられている。
その様子は毎夕、地元テレビが伝えている。
いよいよコロナは感染リスクレベルの最も高い、
レベル4(特別警報)に引き上げられた。
4日、新たに37人の感染で1日の感染者数の最多
更新。県内の感染者は計279人となった。
「令和2年7月豪雨」被災状況
■熊本豪雨の主な被害状況
〇行方不明2人
■住宅被害
(4日 午後7時現在、県集約分)
〇死者65人〇行方不明2人
■住宅被害
〇全壊223棟
〇半壊383棟
〇床上浸水5686棟
〇床下浸水2257棟
〇一部損壊 465棟
〇停電 1411戸
〇断水 607戸
(熊本日日新聞8月5日朝刊より)
2020/8/1(土) コロナ接近
ついにコロナが身近にやってきた!
合志市の男性会社員とお隣の菊池市職員の感染が
確認された。
二人は同日、個別に熊本市の繁華街にある飲食店を
訪れていた。飲食店から他の客や従業員も感染が
判明、クラスター発生が懸念されている。
最近は近所でもマスクをしていない人は見かけない
ほど、だれもが気を付けているのに、どうして感染
するんだろう。
個々に気を付けていても、その隙間を縫うように
侵入する新型コロナウイルス。なにか有効な手段は
ないものか。
人と会わないのが一番の方法だけど、スタッフは
そうはいかない。
顧客訪問の際もマスク、相手がマスクしていない
ときはフェイスシールド、手の消毒、手洗いなどを
習慣化しているが不安は残る。
県内は31日、新たに18人の感染者が確認され、
計190人となった。
先月中旬まで
「熊本は48人でなんとかがんばってるよな~」
と言ってたのに、一気に来てしまった。
これから検査機関も増強され、地域の医師会なども
新たな検査センターを開設されるということなので、
まだまだ感染者が増え続けるだろう。
自分はもとより、人に感染させたくない。
とにかく地道に気を付けるよりほかない。
「令和2年7月豪雨」被災状況
■熊本県内被害者
〇行方不明2人
■住宅被害住家被害
■熊本豪雨「非常災害」指定
政府は31日の閣議で、7月豪雨を大規模災害
復興法に基づく「非常災害」に指定した。
2016年の熊本地震、昨年の台風19号に続
き3例目。市町村が管理する道路や河川などの
復旧工事を都道府県が代行できるようになる。
車が通行できない孤立集落が多発した球磨村の
村道復旧を支援するため、熊本県が指定を求め
ていた。
■仮設入居あすから
県が球磨村渡の村総合公園内に建設していた移
動式の木造仮設住宅が31日完成し、8月2日
から入居が始まる。今回の豪雨被災地で入居第
1号となる。同公園では引き続き建設型の木造
仮設113戸の建設も進め、9月下旬の入居開
始を予定している。県によると、31日現在、
建設型仮設住宅の計画は7市町村で14団地
425戸。
(31日 午後7時までの県発表などを基に集計)
〇死者65人〇行方不明2人
■住宅被害住家被害
〇全壊223棟
〇半壊360棟
〇床上浸水5594棟
〇床下浸水2213棟
〇一部損壊 440棟
〇停電 約90戸
〇断水 591戸
(熊本日日新聞8月1日朝刊より)