BLOG 2016年10月


2016/10/30(日) 柿、食べごろ

今日もいいお天気。

近所の柿ちぎりが賑やか。
竹竿を持って、はしごから身を乗り出した
ご主人に、はしごを支える奥さんが
「そこそこ、って、もーちょい上たい」と、
なかなかほほえましい光景。

見かねたゆうさん、お手伝いに。

で、柿をいただきました。

     これは、昔懐かしい「元山(がんざん)」


小ぶりながら、中には黒いゴマがいっぱい。
カリッとした歯応え、噛むごとに甘味が広がる。
最近では、ほとんと元山の木を
見かけなくなった。


     これは「太秋柿」


富有柿をベースに品種改良されたもので、
果汁が多く糖度が高い。
種はない、あっても薄いものが2個から3個。
熊本の店頭では一個、200円~300円。



     これは「小春」


先がとがった感じで四角いかたち。
上品な甘さ。
これも熊本の店頭で一個、200円~300円。



今日は柿食べ放題。
柿に含まれる「アルコールデヒドロゲナーゼ」
という酵素にはアルコールを分解する働きが
あるという。
飲む前に、飲んだ後も柿を食べれば、二日酔いを
しないと言われている。

柿はいい!


2016/10/26(水) 不思議発見!

早朝のシトシト雨あがる。

8時ごろ玄関を開いたら、木の枝が浮いている。
まさに無重力状態。


不思議!


「なになになに」と、ゆうさんがさっそく動画撮影。




な~んだ、よくよく見たらクモの糸の仕業。



最近、ユーチューブで爆発的なヒットとなっている、
ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎) 。
「なんだそりゃ?」とゆうさん。
ユーチューブで今、世界1位ですよ~
アメリカのビルボード誌でも10月19日付の
総合チャートにて77位。

ゆうさん、ユーチューブを見たらしく、
「あんな・・・どこがいいんだ! しかもビルボードとは。
ビートルズと同じ土俵に上るほどのことか、
ベビーメタルなら許せるけど」と
さんざんこき下ろしていた。

で・・・

キッチンのほうから聞こえてきた。
「あいはぶぁぺ~ん♪」

あれは、まぎれもなく昼食の準備をしているゆうさんの鼻歌。

しかも
「あいはぶぁぺ~ん♪、クイクイ」と脚を交差しながら。


あら・・・これまた不思議!


2016/10/24(月) すがしい朝

とても清々しい、よいお天気。

窓を開けると、きんもくせいの香りが。



こんな爽やかな朝はとても久しい。



そういえば、庭先の藤棚に巣籠っていた
鳩の姿が見えない。

昨日まで身動きひとつせず、自家製のかご(巣)に
おさまっていたけど、ヒナがかえったのだろうか。
それとも、カラスなどにおわれてしまったのか、
気にかかる。

とうとう雄(父親)は帰らず、雌(母親)がずっと
がんばっていた。
母子で飛び立ったのであればいいけれど・・・


2016/10/22(土) 鳥取地震

降りしきる雨。

外はグレー、空もグレー。

鳥取地震の一報が重くのしかかってくる。
驚くことなく、すぐさま胸に突き刺さる。

テレビに映った人々は、
とても動きが鈍く見えた。
自分も含め、熊本の人たちも同じだった。
揺れは一過性のもので、
余震は大きな地震のクールダウンと
大方の人が思い込んでいた。

この思い込みが被害を大きくしてしまった。
あの時もっと用心して、もう少し
避難所にいれば・・・。


今朝のテレビでも「今も余震が続いています」
と伝えていた。

鳥取の現地の人たちに教えてあげたい。
余震ではない、また大きな地震が
来るかもしれない。
そう思って、油断することなく、
2~3日避難所で様子をみてほしい。
その2~3日が
生死の分かれになるかも知れない、
といっても過言ではないのです。


2016/10/18(火) 好天 稲刈り真っ最中!


一昨日あたりから、
ダッダッダッとコンバインの音が
アンサンブルで聞こえてくる。
田舎だから、あまり気にならないけど、
日が暮れて作業が終わると、
今までに感じたことのない静けさが訪れる。


南阿蘇の土砂崩れで亡くなった
大和晃さんのご家族も、
晃さんと一緒に植えた稲を収穫。
取れたてのお米(新米)で、
お母さんがおにぎりを作り、
晃さんのご仏壇に供えられる様子を
テレビが伝えていた。

秋日和、コンバインのアンサンブルと
藁の香り。


2016/10/14(金) 熊本地震から半年

ピーク時には18万3千人に上った避難者は、
半年たって188人までに減少した。
避難所も9カ所、仮設住宅も16市町村で
現在4052戸が完成、
抽選で順次、入居している。

しかし、被災者の精神的な後遺症は未だ
深刻な問題。
新聞社や大学生による
被災者へのアンケートでも、
今なお、地震の恐怖で睡眠がとれない
と答える人が多い。

益城町にはまだ公費解体が出来ず、
あの時のままの倒壊した家屋が
いくつもある。

半年経って、
地震の爪痕が残る今、
人々は少しづつ、
着々と歩んでいる。


2016/10/12(水) 地震回数 なんと4000超!

今朝の報道にびっくり。

気象庁は、11日、10日現在の地震回数を
2137回としていたが、約2倍の4081回
だったと発表した。

私のHPでも毎日、地震回数を更新して
いたので「え~~」と驚くばかり。
本震が起きた4月16日は1日で
1223回(修正前は202回)というから、
1日中揺れていたのかも。
と、書いている15時54分現在、
ゆらゆらゆら揺れてきた。
地震のことを書いていると、ほんとによく揺れる。
震度3くらいだろう。

話題転換~

朝、散歩の途中、畑作業中の近所のかたに
大豆(枝豆)をいただいた。
それはなんですか?と尋ねたら、
「大豆たい 今食べるとおいしかよ」
そういいながら2本抜いてくれた。




     さっそく塩ゆで。


土から抜いたばかりの枝豆。
お豆ぷくぷく。
色鮮やか。
これがまた濃厚でおいしい。

今晩は、枝豆だからアレに決まってます。


2016/10/09(日) 「もう勘弁して」

夜明けとともに雨あがる。

庭に出て阿蘇山を眺めたら、
ガスがかかって何も見えない。

今朝の熊本日日新聞は阿蘇山の
爆発的噴火の記事に紙面を割いている。
噴火はきのう午前1時46分ごろだから、
当日の朝刊に掲載できず、1日遅れの
報道となった。

1面に大きな文字で
「阿蘇中岳 爆発的噴火」という見出し。
社会面の見開きもいくつもの大きな見出しが。
「噴煙1万㍍超 入山規制」
「なんで災難続くのか」
「地震から半年 復旧の途上」
「観光、農業にダメージ」
「とどろく雷鳴、降る噴石」
紙面の写真を見ると、あらためて噴火の
ものすごさを感じる。
記事中の「もう勘弁して」という文章が、
現地の人たちの心中を表している。

4月の地震から半年、復旧へ向けた活動に
明かりが差し始めた矢先に、再度の自然災害、
その精神的なダメージは計り知れない。

それでも、降灰が積もった道路、建物、農地や
住まいなどの清掃、また、噴石で破損した
ガラスなどの修復、そこから始めるしかない。
また、そこから。

阿蘇の人たちはカルデラとともに生きてきた人たち。
きっと・・・


2016/10/08(土) 36年ぶり阿蘇噴火

きのう、阿蘇のススキのことを書いた
ばかりなのに。

阿蘇中岳第1火口で爆発的噴火が起きた。
1980年1月以来、およそ36年ぶり。
どうしてまた、今なんだろう。

せっかく、ホテルなどの予約も少しずつ
回復の兆しを見せていたのに。
やっと道路も開通し、この3連休に
希望を託したところだったのに。

ホテルやバス会社、土産物店などの観光業、
農家は大打撃を受けている。
イチゴ農家は、地震で棚が壊れたうえに、
これからハウスの屋根をかぶせるところへ
灰がふりかかり、年末のケーキなどの飾りで
一番の稼ぎ時を前に・・・
ただ茫然とされているに違いない。
本当に言葉も出ない。
今日はおそらく灰の清掃作業に大変だったろう。

合志市は午後から雨が降ってきた。
阿蘇のほうはどうなんだろう。
雨だと灰に染まった雨になる。

気象庁では「不安定な状態が続いていて、今後も、
同じ程度の噴火が発生するおそれがある」と
言っている。
自然の営みとはいえ、「もうこれ以上は」
と祈るしかない。


2016/10/07(金) ススキの秋

阿蘇の牧野にいま、白い穂が広がっているという。

♪浴衣のきみは尾花のかんざし~♪♪
吉田拓郎さんの「旅の宿」をつい口遊む。

ススキは、なんとなくセンチメンタルな気分にさせる。
だから、温泉とか、熱燗とか、あったかさを欲するのかも知れない。

旅に出かけ、車窓から見るススキに秋の訪れを感じながら、
脱力感にも似た寂しさを感ずる自分を、客観的に「なかなかしぶい」と
浸るのもいい。


この写真の撮影地から、すぐ近くに地震で大きな被害をうけた南阿蘇村、
立野地区がある。
土砂崩れなどの影響でこの時期に行う、来春の野焼きに備える
輪地切り(防火帯作り)が進まないという。
また、40年ほど前までは地元の畜産が盛んで、約30戸が牛を放牧していて、
牛が新芽を食べ、ススキの穂はほとんど見られなかったらしい。
たが、現在は5戸の約100頭に減少し、ススキの群生地と化した。

こんな話を聞くと、ススキのかんざしとか歌ってられない。


2016/10/05(水) 「2016希望郷いわて国体」開催中!

これまでにない強風を伴った台風、というので
進路の行方を心配していたが、長崎を通過した。
お昼ごろに強い風が吹き、雨が斜めに降ったが、
30分くらいで収まった。
現在の時刻は16時半、今、ドスンという音で揺れた。
震源地が近いようで合志市は震度2、菊池市は震度1。

同じ震度2でも、震源地が近いと結構な揺れに感じる。
この2、3日落ち着いていたのに、やっぱり
「忘れた頃にやってくる」。


今、国体が開催中だとは全く気づかなかった。
オリンピック、パラリンピックと大騒ぎだったのに、
国体ともなるとかなり静かだ。
国体は国民の体育大会、もう少しマスコミで取り上げたり、
熱戦の中継とかやってくれればと思う。
今年は岩手県で、「2016希望郷いわて国体」が
開催されている。

熊本県選手も健闘している。国体3日目の3日(月曜日)、
フェンシング成年女子フルーレは2年連続2度目の栄冠。
なぎなた少年女子試合12年ぶり7度目の王座。
相撲の少年個人では、文徳高校2年、川副圭太さんが
頂点に立った。
やっぱり、相撲は他県に譲れない。

大会は11日(火)まで。
せめて、新聞やネットで結果だけでも注目することにしよう。

2016/10/04(火) 台風18号 接近

気象予報士の依田 司さんが、
「今日は台風の影響で、名古屋と熊本は季節外れの真夏日になるでしょう。」
と言っていた。
午前11時現在、風は出てきたが気温はそうでもない。
風があるから暑さを感じないのかも知れないが、太陽は雲に隠れてる。

台風は今夜から九州北部に接近、暴風域に入るらしいが、いつも思うことに、
熊本は北部なのか南部なのか微妙なところで、丁度、境界線みたいな位置で
予想が明確ではない。
熊本地方気象台によると、熊本県内はは暴風域に入る可能性は低いとしている。
ただ、強風と大雨には警戒が必要と注意を促している。

こうやってるうちにも風が徐々に強まってきた。
やっぱり 来るか。

2016/10/02(日) 秋日和

雨もすっかり上がり、朝から透き通ったとても良いお天気、
文字通りの「秋日和」。

屋根の上では職人さんたちが瓦の修理、畑では
耕運機で耕す人、あちらこちらで人々が働いていた。

夫も、お天気に誘われ農作業。
朝の8時ごろから、庭に除草剤を散布したり、
冬野菜の土づくりで畑を耕すなどしていた。

昼食の時間に帰ってきたら、どうも顔色が優れない。
外は暑いからと、ゆうさんが冷たいざるうどんを作って
くれたけど、箸をとろうとしない。
いつもだと、だれよりも先に食べるところなのに。

「ちょっと休む」とごろんと横になった。
これは・・・まぎれもなく「熱中症」!

とにかく、水分補給と氷水でタオルを湿らせ、
脇の下と股間、首回りを冷やした。
水分補給と体温を下げる、とりあえずこれで様子をみて、
15分ほど過ぎても気分が悪いようなら病院へ直行しようと
構えていた。

そして15分後、
ズルズルズルとうどんをすする音が。
食べてる。
続いてゆうさん、ズルズル、
そして私もズルズル。

一体、なんの騒ぎだったんだろう。

ズルズルズル~ 外は秋日和。