BLOG 2016年09月


2016/09/29(木) 中学生の職場体験学習

一晩中降り続け、朝方少し止んで、またドシャ降り。
まさにバケツをひっくり返したように大暴れ。

午後2時ごろ、雨が止んだ。

雨があがりスーパーへ買い物に出かけたら、
まぁなんと可愛らしい、中学生が商品を整理していた。
毎年この時期、いろんなところで体操服の中学生を
見かける。
地元特産品の販売店やスーパーマーケット、保育園、
理容店など、校区内の事業所で体験学習をしている。

真剣な顔で仕事をしている姿がとても初々しい。
ゆうさんが、「おつかれさま、どう、慣れた?」
と声をかけると首を斜めに傾け、恥かしそうに
「はい」と答える。
素直だな~

帰りにも
ふたりで、「おつかれさん!」と言うと
ペコリと頭を下げてくれた。


2016/09/28(水) 焼きアユ

お昼から雷を伴う激しい雨という予報が出ていたが、
降ったのは午後4時ごろから30分間くらい。

このところの日照り続きで地面が乾いていたせいか、
枯れた草の香りが漂う。

今、人吉や八代では秋の風物詩「焼きアユ」作りが始まっている。
炭火で2時間ほど串焼きした後、窯で2日間乾燥して仕上げるもの。

初夏のアユもいいけど、秋の丸々としたアユを干した焼きアユの甘露煮や
アユ飯は秋ならではの味覚。
松茸か焼きアユか、どちらかを選べと言われたら、もちろん焼きアユ。
それと、卵や白子、内臓を塩漬けにし「うるか」これは最高。

うるかに熱燗、これも秋ならでは。
あ~ 。


2016/09/27(火) 五穀豊穣

今朝からとてもよいお天気。

穏やかな風が神楽太鼓の音を運んでくる。
この辺りには小さなちいさな神社が点在するので、
どこか、五穀豊穣のお祭りをやっているのだろう。

周囲の田んぼも黄金色の稲穂が垂れている。


阿蘇地方では、台風16号の襲来に備え早々と稲刈りを
すませたところもあるが、今が最盛期。



熊本地震で行方不明となり、両親の懸命な捜索がきっかけで
発見された阿蘇市の大学生、大和晃さんが地震の直前に家族と種まきした
稲の収穫も16日に行われた。

大和さんは毎年のように田植え前の種まきなどを手伝っていたという。
とてもよい出来栄えだったそうだ。


きっと、美味しいお米にちがいない。

熊本地震の被災者にとって、今年の収穫はそれぞれの思い入れがあると思う。
地震を乗り越えた農作物、よくぞがんばってくれた!


2016/09/26(月) スポーツの秋

きのうの日曜日、県内いたるところでスポーツの催しが
あったようだ。
学校や町民の運動会、相撲大会などが開催れた。

特に相撲は熊本が発祥地とも言われており、
天草市佐伊津小学校の校内には本格的な土俵があり、
すもう部もある。24日には恒例の相撲大会が開かれ、
学年別のトーナメント戦(男女混合)が行われた。
菊池市では赤ちゃんがおむつの上から化粧まわしを締めての
土俵入りなど、この時期は相撲の催しが賑やかだ。

熊本地震で大きな被害を受けた益城町では、地震後初めて、
小学校の運動会が24、25の両日、町内の5校であった。
校庭に仮設団地が建った飯野小は25日、新しい運動場で
地域の住民と合同の運動会を行った。
被災者に配慮して地域の運動会は休止の予定だったが、
一緒に飯野地区を盛り上げてほしいという学校側の要望で
実現した。
一生懸命に走る児童たちに、住民は我が子を見る眼差しで
大きな声援を送り、住民の「ムカデ競走」には、児童らが
「行け行け」と応援するなど、地域が一つになっての運動会
だったという。


わたしの小さいころ、
弁当もみんなで一緒に食べて、大人参加の「かりもの競争」、
先生も混じっての熱戦。
「せんせ~」と子供たちの黄色い声援。
栗ご飯や青いミカンの匂い・・・
なんだか、思い出すな~。


2016/09/23(金) 「天高く馬肥ゆる秋」



     「天高く馬肥ゆる秋」

なんとものどかなイメージだが、じつは中国北西部の農民の諺で、
馬が肥ゆる秋になると北方騎馬民族が略奪にやってくるという、
殺伐とした意味がこめられている。
空を見上げて、天高く馬肥ゆる秋か~ なんて言ったこともあるのに、
その本当の意味を知ったのは、はずかしながら、つい最近のこと。

わたしの場合も、のどかとはいいがたい。
今、なにを食べても美味しい。
野菜も魚も肉も、さらには鍋もの、それに、
ビールとかワインとか・・・
まさしく天高く~ あゝ肥ゆる秋。


2016/09/22(木) 秋分の日

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、
今朝から小雨交じりのお天気で肌寒い。

午前中、買い物に行ったら、
「おはぎ」が店頭に所狭しと並んでいた。
そうか~きょうはお彼岸の中日。
お仏壇はないけど、なんとなく買ってみた。

                  (ちなみに私の好物はつぶあん)

「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」。
いろんな人々の顔が思い浮かぶ。
ときには、思いふけり感謝しよう。


2016/09/19(月) リオパラリンピック閉会式

今、パラリンピックの閉会式が終わった。

「前回を超える、障害の見かたを変える」という
主催者の意気込みが、見事に反映された大会であったと思う。

もう、オリンピックに付随したものではない、
パラリンピックはパラリンピック!
パラリンピアンの大会。

アスリートのみなさん、ありがとう。
そしてアスリートを支えた家族や関係者のみなさん、
開催国のみなさん、報道のみなさん、ありがとう。

「リオの終わりは東京の始まり」とNHKアナウンサーが
言っていた。
何かが、始まりそうな予感。
きっと、これから多くのアスリートが誕生するに違いない!


昨日、熊本に秋の訪れを告げる「藤崎八幡宮秋季例大祭」の
クライマックス、「神幸行列」が行われた。
熊本ではこの祭りをさかいに朝夕の冷え込みが厳しくなり、
昔からそれを「随兵寒合(ずいびょうがんや)」という。

随兵(ずいびょう)とは、お祭りの神幸行列に付き従う
武者のことを指し、お祭りの別称でもある。

文字通り「随兵寒合」、今朝から肌寒い。
もっとも台風16号の影響なのかもしれない。

すこし風が強くなってきた。
そろそろ、台風の備えをしなくては・・・。


2016/09/17(土) 秋の色とクチーナ(CUCINA)

      おや、あまりのきれいさに足を止めた。


      秋だな~ 柿の葉がとても、きれい。


      そののまにしておくのがもったいなくて拾い集めて、玄関に。



今日はなんだか、イタリア料理の日だとか。
9月17日、917=クチーナ(イタリア語で料理)というわけで、
日本イタリア料理協会が制定したらしい。

そこで、ゆうさん、「じゃ~あり合わせでパスタでもつくろかね」
と準備に取り掛かった。

キッチンをのぞくとやってるやってる。

しばし料理教室。


1時間前に水につけたパスタ。
生めんに近い食感をだすためにこの方法で下準備。



レンコンの薄切り。
地元のレンコン、今、旬で一番安価な野菜。



地元のからいも、これも薄切り。



薄切りのれんこん2枚の穴に生のパスタを何本か通す。



水につけたパスタより2分ほど早めに投入。



パスタ投入。



レンコンとにんにく、鷹の爪をオリーブオイルでソテー。



しめじを合わせる。



去年収穫したバシルの塩漬け。刻んで入れる。



パスタと野菜、ゆで汁少々、合わせる。
塩加減は適宜、お醤油をうっすら香る程度。



パスタを通したレンコンを先に取り出す。



お皿に盛り付け、レンコンの穴に通したパスタを天にトッピング。
パルメザンチーズとたっぷりのバージンオイル。



完成! 

今日の昼食メニュー。
題して「Autunno in Giappone」(アウトゥンノ イン ジャポーネ) 
「日本の秋」ってどう?と言っている。



まず「えっ、レンコンの穴に?どうなってんの?」
と素朴な反応があるでしょ。
トッピングしたレンコンをクルクルと巻き付けて。



お~ レンコンとパスタと同時に、オシャレ!

MOLTO BUONO!(モルトブオノ)

秋の味覚、満喫!

すっかり秋なんですね~


2016/09/16(金) 地震から5カ月と1日

昨夜は雲が月を覆ったまま、
お月さま不在のお月見?だった。

きのうは熊本地震発生から5カ月。
熊本市で唯一の避難所(熊本市総合体育館)が閉鎖され、
熊本市内の避難所はゼロになった。
多い時は、学校の体育館など267カ所におよそ11万人が
避難生活を送っていた。
県全体では15日現在、8市町村の12カ所にまだ422人の
方々が避難生活を送っている。

無料入浴も昨日、終了した。
地震で被災した人を対象に、県内の銭湯や温泉施設が実施していた。
7月末までに延べ約25万人が利用したという。
避難者が多い益城町と御船町、断水地区がある南阿蘇村の住民には、
引き続き無料入浴支援が続けられるということで、一安心。

まだ、建築業者待ちや経済面などで住まいのめどが立たない人、
自宅が半壊のまま手付かず状態だったり、いまだに断水で
不自由な生活を送る人、地震の被害は計り知れない。

地震から5カ月、まだまだこれから。


2016/09/15(木) 中秋の名月

今日はまさに15日の「十五夜」。

ちょうど芋の収穫期で芋をお供えすることから、
「芋名月」とも呼ばれる。

ゆうさん、おもむろに
「そうか~今日が十五夜か~お供えの芋、掘んなきゃな」
と事務所を出た。

そう言えば、今年は日照り続きで早くから
芋の葉が枯れてると、ゆうさんが嘆いていた。


9月でこんな状態。
昨年の今の時期は、葉が青々としなっていた。

それでも一本、掘ってみたら、小ぶりながらしっかりと
親芋にくっついている。




なんとかお供えに間に合いそう。



「こっちのお供えも大事でしょう?」とニカッと。

ですね~ 大事。


「お供えして、ちゃんと感謝して、そんで、ちゃんと、月みて一杯、な!」

ですね~。

それにしても・・・お月様の気配が・・・
18時30分現在、雲だけ。


2016/09/14(水) 彼岸花

夜来の雨、ようやく上がる。

        きのうまでつぼみだった彼岸花


彼岸花が咲くと、そろそろお彼岸の入り。
今年の秋の彼岸入りは9月19日(月)、
中日は秋分の日の22日(木)、彼岸明けは25日(日)。


彼岸花は有毒植物で、畑の近くに植えるとモグラやネズミ、
虫などが寄り付かないといわれる。
有毒といっても、昔の人は球根から毒を抜いて食したそうだ。


              毒をもつものは綺麗。


彼岸花の近くにあった花だけど、
花ミョウガでもないし、なんだろう?


「花ミョウガに似た葉」とか、「バランの葉のような9月の白い花」
とか検索してようやく見つけた。


       なんと、「ウコン」だった。
         「ウコン」の花は初めて!



2016/09/13(火) 地震とサクラ


「昨日から揺れないね。」とゆうさん。

ですね。

午後2時ごろ、突然、けたまましい声が、
「キェーッ」
庭でキジが叫んだと思ったら、 

ガタガタガタガタ・・・「きたーっ!」

デスクの下に、と思った瞬間に止まった。

キジは察知したんだね~ と言いながら足元を見ると、
サクラ(我が家の愛猫)が・・・、あられもない格好で熟睡中。


     「チョッと、地震ってば~」
        と言っても寝返り打っただけ。


      「あんたね、たるみすぎ、逃げ遅れるよ、それでもネコ?」
        と言ってもなんのその。
          もはや、動物の世界から、完全にこっちのほうへ入り込んでる。


           駄目だこりゃ!!


また、揺れる。
午後5時、6時、7時と1時間おきに揺れる。
今夜はちょっと気を付けなければ。


2016/09/11(日) パラリンピック観戦中

何年前だろう。
生意気にも、「私でも参加できそう」と思ったことがある。
特に水泳は!

今見ると凄い!
どの競技も体力、スキルともに目を見張るものがある。

視聴覚や知的、身体の一部欠損等、そこに意識がいかないほど、
この前のオリンピックと同じ臨場感。

違いがいあるとすれば、「素直な気迫」かも。
他人の期待であるメダルを意識しない、
ただただ、ひたすら頑張らなきゃというロック精神。

一つのことに熱中している顔は本当にきれい。
男性も女性もキリっと引き締まって輝きを放っている。
喜びの涙も、悔しい涙も尊い。

私はこれを望んでいた、待っていた。

東北大地震でいろんな方が立ち上がるのを見て、
もう私の出番は不要かと思った。
だから講演活動に終止符を打った。
もう安心、パラリンピックにどれだけの人が勇気づけられ、
励みになるのか計り知れない。
身心にどんな障がいがあろうが、どんどん表舞台に出てきてほしい。

わたしも、今回のパラリンピックで教えられた。

負けられない! 
君たちに負けられない。
たかだか50を過ぎたくらいで、負けられない!


2016/09/09(金) パラリンピック開催中

朝7時ごろ、
パラリンピックやってるかな~とテレビを付けたら、
映っていたのは「100メートル背泳ぎ」の決勝。

日本選手が出ているので注目、応援!

知的クラスの津川卓也選手と紹介された。

「ガンバレ ガンバレ!」

50をターンして懸命に追い上げ、勢いよく三番目でタッチ。

「三着 三着!」と、妙に興奮してしまった。

インタビューなんてないだろうと思ってたら、
津川選手にマイクが向けられた。

「この日のために一生懸命練習して、今日精一杯泳いだ!」
そんな風に聞こえた。

「両親も妹もみんな応援してくれた。みんな喜んでいる。」
とても、伝わってくる、いいコメント。

よかった、よかった、拍手をおくらずにいられなかった。
もちろん、足で。


2016/09/08(木) リオ パラリンピック開幕

朝6時過ぎ、テレビでパラリンピックの開会式をみた。

待ち構えて観たわけではない。
テレビをつけたら、選手たちが行進していた。
「あぁ~そうか、きょうからなんだ」

みんな、いい笑顔ではつらつと歩いている。
ほんとうにいい顔、歩く姿が輝いている。
ああいうのをオーラが出てるというんだろうなぁ。

テレビをみていたら、あら、も~こんな時間。
そろそろ出勤しなきゃいけないのに、まだ日本選手が
出てこない。82番目って言ってる。
仕方ないなー、また、夜にでも再放送があるだろう。

いよいよきょうから
159カ国・約4300選手が22競技、528種目で
熱戦を繰り広げる。
日本からは17競技132人の選手が参加している。

がんばれ ニッポン!


2016/09/05(月) 台風一過


台風12号は、
午前9時ごろに対馬近海で熱帯低気圧に変わった。

地元、合志市は進路がそれたので雨も少し降った程度、
ほとんど影響はなかった。
暴風域に入った天草は強風と大雨に包まれたが、
幸いにも、今のところ被害については伝わっていない。

台風一過と言っても、これで終わりとは思えない。
9月だから・・・まだまだ、安心はできない。


         ひと雨きて、一気に芽が出たような。


         たしか、きのうまでは一面、土色(つちいろ)だった。


         一晩で蕎麦の芽が出たのか。



         これまた、めずらしい、朝顔の木?



木に咲いているように見えたが、実は木に朝顔のツルがからんでる。



   なんとたくましい。


2016/09/04(日) 台風12号接近

春から知人の逝去が続きました。

松山監督とも、「典子は、今」以来お会いすることはなかったのですが、
あの頃を思い出すと、必ず、監督さんの笑顔が浮かびます。
1人で電車に乗ったり、マンドリンを演奏したり、
海に飛び込んだり、新しい自分と出会えたのは監督さんのお陰です。
本当に楽しい夏の出来事でした。

目を閉じれば監督さんは生きているのに、秋という季節が
そうさせるのでしょうか。
何だか、さびしく感じます。


雨が降ってきた。
いよいよ台風12号が近づいてきたみたい。

お昼から風が強くなるという。
今回はすでに、防災放送で避難所の所在を知らせている。

水、食料、ろうそくなど準備万端。
夫が雨戸などの外回りを補強している。

どうなることやら・・・。


2016/09/02(金) 松山監督へ

午後6時15分、
読売新聞の記者さんから訃報が届きました。

突然、自宅へやってこられ、「あなたの映画をつくりたい」、
ほんとうに驚きました。
あれから、もう35年になります。

松山監督には
楽しい思い出をたくさん作っていただきました。

こんな風にやってみようか。
思い切ってやってごらん。
いつもの自分でやんなさい。
あなたの映画で、元気になる人がいっぱいいる。
そんなふうに励まされながら、「典子は、今」の撮影に無我夢中でした。

そこには、いつも高峰秀子さんがいてくださいました。
「のりすけーっ」て呼ばれ、演技指導などいろんなことを教わりました。

監督は、今、デコさん(高峰さん)と再会していらっしゃるでしょう。

映画が大好きな監督さん。

また、きっと映画つくるんでしょう?

・・・ ・・・

                    当時のスチール(立木義浩さん撮影)

ほんとうに、ほんとうにお疲れさまでした。


2016/09/01(木) 防災の日に相次ぐ地震

今日は「防災の日」だね、と朝食をとりながら話していた
ところへ、ガタガタガタとものすごい勢いで揺れた。
「うん?逃げる?」と夫と目を合わせ、立ち上がる寸前で
揺れが収まった。
すぐにテレビをつけ、速報を見るとこのあたりは「震度3」。

夕べ、「震度4」の地震があったばかり。震度1~2は
日常茶飯事になっているが、さすがに震度3~4は怖い。
ガタガタガタと揺れ始め、食器棚のグラスや食器が
「チンチンシャラシャラシャラ」と音をたてながら転げまわる。

スマイルビーのHPにある「熊本地震速報」を見ると一目瞭然、
昨日から地震が立て続けに起こっている。
夕べは熊本市と宇城市で震度5弱、今朝は震度4。
こうも続くとまた、不安になってくる。

さらには台風12号が九州に向かってる。
やっぱり二百十日!

避難準備は一応しているが、念のため、何時でも避難ができるように、
水のペットボトルや缶詰、衣類などの再準備をしておこう。