BLOG 2018年02月
2018/2/28(水) ロコ・ソラーレ(LS北見)
ゆうさんが、
何かの拍子に「うん!」と、
甲高い甘ったるい、子どもっぽい声で言った。
時には「そだね~」とも。
こちらとしては、全く意味も分からず
全然面白くないのだけど、
ま、仕方ないから「はいはい」と受け流していた。
もう4~5年も前のことだ。
このところ、鳴りを潜めていた「うん!」が、
最近になって復活、活発化していた。
そろそろお昼にしますか?と言うと、
「うん! そだねー」
・・・
ますますひどくなっていく、
あれは・・・何とかならないものかと思っていた。
24日の夜、ゆうさんから電話があって、
「今、カーリングやってるから見て」と言う。
テレビをつけると、あの劇的な銅メダル獲得の
瞬間だった。なんてタイムリー。
そして、ゆうさんの意味不明の謎も解明された。
選手たちのやりとりから「あ、これか~」と。
試合中なのに、あの屈託ない笑顔、そしてあの言葉が
なんとも微笑ましい。
あれ見てたら、ゆうさんが取りつかれたのも納得。
翌日、ゆうさん、したり顔で
「どうだい?苦節うん十年、やっとわかってくれたかい」
仕方ないから「そだね~」と言ってやった。
おそらく今週末辺りから、
あの選手たちを育んだ町に行ってみたい!
運が良ければ彼女たちに会えるかも?
そんな人たちが、常呂町に押し寄せてくるだろう。
職場を覗き、声をかけてくる人もいるかもしれない。
選手個人にビジネスがらみの交渉が幾つも幾度も
ふりかかってくるかもしれない。
どうか、
決して惑うことなく、いつもの常呂町であってほしい。
選手たちもこれまでのように、職場と練習と両立しながら
生き生きと生活してほしい。
そう願っている。
おめでとう!
「ロコ・ソラーレ(LS北見)」
2018/2/23(金) ウメ開花
今朝はとても清々しい。
柔らかく、温かい陽射しがやっと、春を予感させる。
新聞にも「ウメ開花」の記事が。
熊本地方気象台によると、22日ウメの開花を発表、
平年より22日、昨年より16日遅いとのこと。
先週、近くの県農業公園(カントリーパーク)で開催されていた
「第43回JA植木まつり」に行きウメを見てみたが、
ほんとチラホラ状態で、業者さんも
「今年は寒くてね~困ったもんだ」と嘆いていた。
やっとウメ開き、
やっと日本列島に春が来る。
2018/2/19(月) 大ちゃんの命日
今日は、大ちゃんの命日
大ちゃん
元気ですか。
会えなくなって、もう7年になりますね。
楽しく遊んでますか。
きっと大きな声で歌って笑って、
飛び跳ねているんでしょうね。
わたしも笑ってますよ。
オホーツク海に遊ぶ「クリオネ」
2018/2/11(日) 石牟礼道子さん
10日、石牟礼道子さんがお亡くなりになった。
16年ほど前からパーキンソン病と闘いながら
執筆活動を続けていらっしゃったが、8日に急変し、
10日ご家族に見守られ息を引き取られた。
石牟礼さんにお会いしたことはないが、
「苦海浄土」などの著書で、水俣病患者に成り代わり
筆でもってその苦しみを表現された人として知っている。
もう何年前のことだろう。
映像で石牟礼さんのお顔を拝見した時、
なんとチャーミングな人なんだろう、と
感じたことがある。
さりげない髪形、可愛い笑顔、生き生きとした話し方、
それはどんな活動をなさっているというより、
女性としての憧れの存在として映った。
90歳になっていらっしゃった。
新聞で、石牟礼さんのこれまでの一端を拝見し、
改めてその偉業を知った。
これまで、
どれだけ多くの方々が石牟礼さんに
救われたことだろう。
今、石牟礼道子さんの素敵な笑顔が
鮮明に浮かび上がる。
2018/2/8(木) さむかねえ~
相変わらず氷点下の朝が続いている。
朝、いつもの小道を歩くと、
いつものおばちゃんが歩いてくる。
毛糸の帽子に口元まで覆ったマフラー、
完全防備でゆっくりと歩いてくる。
「おはようございます!」と
あいさつすると、
「さむかねえ~」と
肩をすくめる仕草で返してくれる。
いつものおばちゃんがもう一人。
全くおんなじファッションで歩いてくる。
「おはようございます!」
おばちゃんは顔をほころばせ、
「あらぁ~元気ねぇ~さむかねえ~」
マフラーから蒸気機関車のような勢いの
白い息を噴き上げながら通り過ぎた。
「さむかねえ~」って、なんて優しい、
なんとほっとする響きなんだろう。
「さむかねえ~」それは、とてもあったかくなる
「魔法のことば」。
※九州の方言で「寒いね」を「さむかね」と言う。
ちなみに夏は「あつかね」。
但し、年上の人が年下の人に発する言葉で、
目上の人には「さむかですね」と丁寧語で言う。
2018/2/3(土) 君たちはどう生きるか
80年前に発表された小説、
「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)が
今、漫画化されてベストセラーになっている。
「漫画 君たちはどう生きるか」(羽賀翔一漫画)は、
発売から4カ月あまりで100万部、
あまりにも驚異的な大ヒット、
マスコミでも毎日のように取り上げている。
これだけ話題になっている本だから読んでみなきゃと、
熊本市内の書店に問い合わせると、どこも「売り切れ!」。
でしょでしょ。
原本の文庫本も「売り切れ!」。
でしょでしょ。
皆ブームに敏感!
ゆうさん、お隣の菊池市に買い物へ行くというので、
ダメもとで書店に寄ってみてと頼んだ。
30分後にゆうさんから電話で、
「あのね、今、TSUTAYAにいるんだけど、
コペルくんがオレを見てる」って。
買ってきてくれた本の表紙に
「120万部突破!」と書いてあった。
すごいな~。
早速、読まなきゃ。