BLOG 2016年03月
2016/3/28 消えたセブンイレブン
いつもの時間、いつものように事務所へ向かっていました。
約束事のようにセブンイレブン前の信号は赤、
右折のウインカーを点滅させ左を見ると、
あれっ?
うん?
なに?
そこにあるはずのセブンイレブン(看板)がない!
まるで狐につままれたような・・・・・
聞くところによると、お店のオーナーが癌で亡くなられ、
ご遺族の意向で閉店になったようです。
この辺りにはスーパーマーケットや商店が一軒もなく、
唯一の「お買い物のお店」でした。
なので、いつも駐車場は満車、レジには人が並ぶほどの繁盛店だったのです。
また、亡くなられた女性オーナー(60歳くらい)の接客もとても好評で、
熊本県のセブンイレブン、売り上げベストワンになるなど、
いつも上位にランクされていたようです。
事務所から歩いて5分ですから、わたくしもお弁当やアイスクリーム、
調味料、それにワイン、ネットバンキングなどなど、
とても重宝していたのです。
これから、お買い物や銀行は
車で30分かけて出かけることになります。
このあたりの人もみんな困るでしょうね。
コンビニなんて若い人のお店、と思っていた頃もありますが、
これほどまで日常生活に浸透していたなんて・・・
あらためて感じさせられました。
2016/3/11 3.11
2011年3月11日、テレビの中継で見た未曽有の大災害、
あの光景は今も鮮明に覚えています。
あれから5年、
想像以上に復興が進んでおらず、いまだに多くの人々が
仮設住宅や避難先での生活を余儀なくされていることを知りました。
NHKが被災者4,000人を対象にアンケートを行った結果、
3割の人々が回答、その多くが3回以上の転居を経験し、
転々とするうちに家族が離ればなれになってしまったといいます。
生きているうちに家族揃って暮らすことが無理と考えた末に
家を取り壊し、家族の唯一のよりどころを失った人たちがたくさんいます。
また、若いから大丈夫だろうと、まったく支援の対象とされなかった
10代、20代の女性たちの悩みも深刻化しているそうです。
5年経っても・・・・
死者 5,894人
行方不明者 2,561人
避難者 17万4,471人
☆2016年3月10日現在 警察庁発表
公営、仮設、民間賃貸で暮らす人 15万5,791人
親族、知人宅等 1万8,237人
病院等 443人
☆2016年2月26日現在 復興庁発表
亡くなった方々は生きてほしいと願っていると思うのです。
「生きている」ことは託されていると思うのです。
「生きる」ことはどんな境遇でも自力で生きることだと思うのです。
2016/3/4 「ミシンの日」
今日は、3(ミ)と4(シ)の語呂合わせで
「ミシンの日」だそうです。
私は、ミシンに随分お世話になりました。好奇心旺盛な10代半ばにモノづくりに興味を持ち、思い立ったのが縫製の技術でした。
そこで、被服科のある高校に進学して3年間、
衣服の制作に明け暮れたのです。
おかげで、卒業時にはコートが作れるまでに進歩しました。
映画「典子は、今」のミシンに糸を通すシーンを見た人から、
「すごいですね」とか、よく言われたのですが、
糸を通すだけじゃなく、ちゃんと縫うこともできるんですよ(笑)。
というわけで、私はミシンというものに大変、愛着をもっていますが、
最近、ミシンを使わない人、というより、使えない人がとても多いそうです。
それでも、ミシンで作った「ハンドメイド」が秘かなブームとか。
久しぶりに何か作ってみようかな、
今日「ミシンの日」にそんなことを思ったのでした。