長崎 71年目の「原爆の日」

8月


2016/08/09(火) 長崎 71年目の「原爆の日」


71年目の長崎「原爆の日」。
NHKの平和祈念式典を見る。
長崎へ原爆が投下された午前11時2分、黙とうを捧げる。

隣のチャンネル(Eテレ)では、甲子園で長崎市立長崎商業高校が
戦っていた。
なぜチャンネルを替えたのかも分からないが、長崎と長崎、
これは偶然か偶縁なのか。
甲子園の長崎商ナインもベンチの前で円形に並び、黙とうを捧げ、
応援席も投下時間に目を閉じたそうだ。

爆心地の近くであった長崎市立商業学校は原爆で校舎が焼失し、
生徒ら175人が亡くなっている。

この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人は、
合わせて3,487人、原爆死没者名簿に名前が書き加えられ、
総数は17万2,230人。

平和祈念式典で今年も、山里小学校の児童たちが「あの子」を歌った。
山里小学校も爆心地のすぐ近くで、教師28人と1,500人以上いた
児童たちのうち、1,300人が亡くなっている。
その亡くなった児童たちが「あの子」らである。
「あの子」の作詞は被爆医師・永井隆(ながいたかし)博士、
作曲は木野普見雄(きのふみお)氏。

児童たちの歌声を聞いたら、絶対に戦争をおこしてはならないと
思えるはず、世界中の人たちに聞いてほしい。

※歌詞を載せたいけど著作権があるので、
長崎市立山里小学校のHPをぜひ見てください。
児童たちの歌が聞けます。