鳥取地震情報


10月28日(金) 鳥取なお470人避難

鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震は、28日で発生から1週間。
同県や大阪、兵庫、和歌山、岡山各府県のまとめで、けが人は計27人、住宅被害は計2627棟となった。
鳥取県では470人が避難を続け、農業や観光への影響も。余震も続き、気象庁は注意を呼び掛けている。
27日現在、鳥取のけが人は重傷3人を含む19人で、ほかに大阪1人、兵庫3人、和歌山1人、岡山3人、住宅被害は鳥取で全壊3棟、半壊3棟、一部損壊が2602棟に上る。岡山の19棟も一部損壊。

10月22日(土) 有感地震90回超

気象庁によると、21日14時7分に発生した地震の震源地は鳥取県中部で、震源の深さは約11㌔。地震の規模はマグニチュード6.6と推定される。鳥取、岡山両県と近畿3府県で計17人がけがをした。津波はない。
鳥取県北栄町で住宅2棟が倒壊、この地震以降、同日午後10時までに震度1以上の有感地震は90回を超え、震度6弱を観測した3市町と鳥取県三朝町で計2700人が学校などに避難した。
県は3市町に災害救助法の適用を決めた。大阪管区気象台は「今後1週間ほど震度6弱程度の地震に注意が必要だ」と指摘した。

10月21日(金) 鳥取で震度6弱、その後も地震相次ぐ

21日午後2時すぎ、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震があり、鳥取県内で震度6弱の激しい揺れを観測。
鳥取県中部では、その後も地震が相次ぎ、鳥取県とその周辺では震度3以上の揺れを相次いで観測していて、気象庁は今後の地震活動に注意するよう呼びかけている。
21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震があり、鳥取県倉吉市と湯梨浜町、それに北栄町で震度6弱の激しい揺れを観測した。
また、震度5強の揺れを鳥取市と鳥取県三朝町、岡山県の真庭市と鏡野町で、震度5弱を、鳥取県琴浦町と日吉津村、それに島根県隠岐の島町で観測。このほか、中国地方と四国、近畿、北陸、九州、東海、関東甲信の各地で震度4から1の揺れを観測した。
岡山県の赤磐市と勝央町では、震度5弱の揺れになったと考えられるが、詳しい震度の情報は入ってきていない。この地震による津波はない。
気象庁の観測によると、震源地は鳥取県中部、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定される。鳥取県中部ではその後も地震が相次ぎ、鳥取県とその周辺では午後3時までに震度3以上の揺れを観測する地震が5回起きている。
気象庁は、鳥取県中部では地震活動が活発になっているとして、今後の地震活動に注意するよう呼びかけている。