2016/11/09(水) 小春日和
早朝の冷え込みから、
嘘のような小春日和。
さくらが玄関でゆうさんの出勤を
待っている。
あがりかまち(※1)で三つ指就いて、
ひたすら待っている。
いつものことであるが、ゆさんとの散歩が
お目当で待っている。
ガラガラガラ、「おはよう! 」
ゆうさんの声と同時に、三和土(たたき)(※2)へ、
トンと飛び降り、
「ニャ~オ」と甘声ですり寄る。
その一連の速さは電光石火のごとくである。
「はいはい、行こうかね」と、これまた孫にでも
せがまれるかのように、一緒に外に出ていく。
これは朝の定例行事なのだ。
15分ほどして二人?は帰ってくる。
正確には1人と一匹、だが、どうみても二人なのだ。
それから事務所の朝礼。
今朝は妙にさくらか落ち着きがなく、何かしきりに
ねだっている。
いつもは「うるさいです!」と注意すると、
だいだい窓際でふて寝という流れになるのだが、
今朝はどうもしつこい。
とうとう、ゆうさんの逆鱗に触れ、
首根っこをつかまれて退室。
反省しているのかどうか・・・
叱られて・・・
※1 あがりかまち=靴を脱いであがるところ
※2 三和土(たたき)=玄関の、靴を脱いだり置いたりする床の事