長崎原爆の日

8月 行事


2017/08/09(水) 長崎原爆の日

原爆投下時刻の
午前11時2分、黙とう捧げる。

街が火の海になり、
人が火だるまになり、
いったい何が起きたのかわからないまま、
ただ焼かれた身体の痛みに
もがき苦しむ人、人、人。

街中に目を見開いたままの顔が転がり、
屍の身体の形が日に日に崩れる。
それを見る人たちの感覚も麻痺し、
崩れた屍を無表情で燃やす。

・・・

この地獄絵は実際にあったこと。
耳をふさいてばいけない。
目を閉じてはいけない。

たった今、同じことが起きるかも知れない。

7月末までの1年間で、長崎市が
新たに死亡を確認した被爆者は、3551人。
原爆死没者名簿に記された総数は
17万5743人となった。
今年3月末時点で市内に住む被爆者は
3万813人で、平均年齢は
前年比0.69歳上昇の81.01歳。


全国で被爆者健康手帳を持つ人は、
2016年度末時点で16万4621人。
平均年齢は81.41歳。