大空に心の風船
2017/05/22(月) 大空に心の風船
今日も暑い。
きのうの日曜日、熊本市内の
ほとんどの中学校で体育大会が開催された。
益城町の木山中学校と同じく被災して、
運動場のプレハブ校舎で授業をしている
東野中学校も、近隣学校の運動場で
体育大会を催した。
そして、色とりどりの風船が
大空に放たれた。
同校には震災後、全国から多くの支援や
励ましのメッセージが寄せられた。
そこで、支援していただいた人たちへ、
体育大会の日に感謝を込めた風船を飛ばそうと
生徒会で計画したという。
生徒たちそれぞれが書いたメッセージを
風船に結び、およそ150の風船を大空に
飛ばした。
地震は、残酷な仕打ちで人々に悲しみや苦痛を
残した。
でも、生きること、助け合い、
励ましあうことの尊さも、また教えた。
中学生たちの飛ばした風船に、
とても清々しい心を感じた。