熊本地震関連のニュースからピックアップ -2019年7月-

熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。

2019年7月9日(火) 熊本地震1182日目

■復興「遅い」4割
発生から3年がたった熊本地震からの復興の進み方について、県民100人アンケートで聞いた。「早い」(11人)と「どちらかといえば早い」(35人)と感じている人が合わせて4割を超えた一方、「遅い」(25人)も4割近くに上り、意見は分かれた。年代別では、20~50代は早いが多かったが、10代と60代、70代以上は遅いが早いを上回った。自民党支持層は6割弱が早いだったが、自民以外では早いと遅いが約4割で並んだ。県内では、なお1万2千人近くが仮設住宅などで暮らすが、2017年5月のピーク時からは4分の1に減少。被災した熊本城の普及工事や益城町の復興土地区画整理事業などが進む一方、阿蘇地域の国道57号、JR豊肥線などは寸断が続いている。

2019年7月19日(金) 熊本地震1192日目

■23市町村に2億9748万円
県は18日、熊本地震の被災者支援で県と日本赤十字社、共同募金会に寄せられた義援金の第37次配分として、23市町村に2億9748万円を送ると発表した。22日に市町村にへ送金予定。住民税の非課税世帯への追加配分や新たに被害が確定した世帯が対象。3者に集まった義援金は総額530億6728万円で、残額は20億4003万円(12日時点)。