熊本地震関連のニュースからピックアップ -2019年8月-

熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。

2019年8月1日(木) 熊本地震1205日目

■みなし仮設住宅で70代男性「孤独死」
県は31日、熊本市の借り上げ型みなし仮設住宅で今年6月、同市の70代男性が誰にもみとられずに亡くなったと発表した。仮住まいしている熊本地震の被災者の「孤独死」確認は31人(公営住宅、特定優良賃貸住宅各1人含む)になった。

2019年8月2日(金) 熊本地震1206日目

■俵山大橋 明日開通
国土交通省熊本復興事務所は1日、熊本地震で被災し、架け替え工事を進めていた県道高森線・俵山ルート(西原村小森―南阿蘇村河陰)の俵山大橋(片側一車線、延長265㍍)が、3日午前9時に全面開通すると発表した。

2019年8月14日(水) 熊本地震1218日目

■仮設入居1万人切る
県は13日、熊本地震で仮設住宅などで仮住まいを続ける被災者が、7月地時点で8968人(3926世帯)だったと発表した。2016年4月の震災から約3年4カ月で、初めて1万人を切った。ピークだった17年5月末の4万7800人(2万255世帯)に比べ、8割以上減少したが、依然として住まい再建のめどが立たない人もいる。

2019年8月20日(火) 熊本地震1224日目

■震災関連死 新たに2人
宇城市と南阿蘇市村は19日、熊本地震後に死亡した各1人を、新たに震災関連死に認定したと発表した。ともに7日付。県全体で217人となった。直接死50人と大雨による二次災害死5人を含めた県内の犠牲者は272人。

2019年8月22日(木) 熊本地震1226日目

■20市町村1.5億円配分
県は21日、熊本地震の被災者支援で県と日本赤十字社、共同募金会に寄せられた義援金の第38次配分として、20市町村に1億5470万円を送ると発表した。すでに受け取った世帯への追加支給はない。配分額の最多は、熊本市の9790万円で、益城町の1420万円、合志市の1307万5千円とつづいた。23日に送金する予定。

2019年8月24日(土) 熊本地震1228日目

■宇城市の76歳女性 仮設で「孤独死」か
宇城市松橋町の建設型仮設住宅「当尾第2住宅」で23日、入居していた76歳女性が亡くなっているのが見つかった。市によると「孤独死」とみられる。県によると、仮住まいしている熊本地震被災者の「孤独死」確認は32人(公営住宅、特定優良賃貸住宅各1人含む)になった。

2019年8月29日(木) 熊本地震1233日目

■楼門復興へ 着工
阿蘇市の阿蘇神社は28日、熊本地震で全壊した国指定重要文化財の楼門の組み立て工事に着手した。2023年12月の完成を目指す。