熊本地震関連のニュースからピックアップ -2020年5月-

熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。

2020年5月14日(木) 熊本地震1492日目

■仮設入居者2020人に
県は13日、熊本地震の仮設住宅の入居者は4月末現在、2020人(766世帯)になったと発表した。前月比35.3%減で、県すまい対策室は「3月末までに全て完成した災害公営住宅への引っ越しがおおむね終わったことが要因」とみている。入居者の内訳は建設型仮設784人(291世帯)、借り上げ型のみなし仮設1214人(465世帯)、公営住宅など22人(10世帯)。市町村別では、熊本市の754人(315世帯)が最も多く、益城町の727人(272世帯)が続いた。一方、県は6~7月に仮設入居の期限を迎える606世帯のうち95世帯について、1年延長を認めた。いずれも3回目の延長。95世帯は全て自宅の完成待ちが理由。455世帯は、住まい再建の見通しが立ったとして延長を希望しなかった。書類不備などによる保留は56世帯。

2020年5月27日(水) 熊本地震1505日目

■8月8日 豊肥線再開
熊本地震で被災し、不通となっているJR豊肥線の肥後大津(大津町)ー阿蘇(阿蘇市)間27.3㌔について、JR九州が運行再開を8月8日とする方針を固めたことが26日、複数の関係者への取材で分かった。同社が近く発表する。同じく不通となった国道57号と並ぶ交通の大動脈が、地震発生から約4年4カ月ぶりに完全復旧する。新型コロナウイルス感染拡大でもダメージを受けた阿蘇地域の観光や住民生活の再建に大きな弾みとなりそうだ。