熊本地震関連のニュースからピックアップ -2020年10月-
熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。
2020年10月1日(木) 熊本地震から・・・1632日目
■テクノ仮設団地 閉鎖
熊本地震で整備された県内最大の建設型仮設住宅団地、益城町のテクノ仮設団地の入居者がゼロになり、30日、閉鎖された。被災者の自宅再建や、木山仮設団地への集約に伴う退去が完了したため。地震発生からまもなく4年半。10月中旬からは建物の解体が始まる。同団地は516戸が並び、2016年7月に入居開始。ピーク時の同年12月は、507戸に1334人が暮らした。30日、最後の3世帯が鍵を町に返却した。
2020年10月2日(金) 熊本地震から・・・1633日目
■国道57号 あす開通
熊本地震で被災し、寸断された国道57号の北側復旧ルート(阿蘇市赤水―大津町引水、約13㌔)と現道(南阿蘇村立野、約2㌔)が3日、開通する。熊本都市圏と阿蘇地域を結ぶ〝大動脈〟の復活は約4年半ぶり。地震で打撃を受けた観光地・阿蘇の復興に弾みがつきそうだ。北側ルートは3日午後1時、現道は午後2時から車両通行が可能になる。
2020年10月4日(日) 熊本地震から・・・1635日目
■国道57号北側復旧ルート・現道 開通
熊本地震で被災し、寸断された国道57号の北側復旧ルート(阿蘇市赤水―大津町引水、約13㌔)と現道(南阿蘇村立野、約2㌔)が3日、開通する。熊本都市圏と阿蘇地域を結ぶ〝大動脈〟の復活は約4年半ぶり。地震で打撃を受けた観光地・阿蘇の復興に弾みがつきそうだ。北側ルートは3日午後1時、現道は午後2時から車両通行が可能になる。
2020年10月14日(水) 熊本地震から・・・1645日目
■仮設入居者892人
県は13日、熊本地震の仮設住宅の入居者数が9月末現在で892人(331世帯)になったと発表した。自宅再建が進み前月から106人(40世帯)減少した。 入居者の内訳は、建設型367人(138世帯)、借り上げ型のみなし仮設514人(190世帯)、公営住宅など11人(3世帯)。被災した市町村別では、益城町の425人(156世帯)が最も多く、熊本市264人(105世帯)、西原村94人(36世帯)と続いた。
2020年10月16日(金) 熊本地震から・・・1647日目
■内牧温泉 最古の宿再び
熊本地震の本震で被災し、建物の再建のため休業していた阿蘇市内牧の「ホテル角萬(かどまん)」が17日、営業を再開する。地震から4年半。内牧温泉街では地震後に廃業した施設もあるが、これで宿泊施設はすべて復活し、落ち込んだ観光客の回復に期待が膨らんでいる。同市の阿蘇温泉観光旅館協同組合によると、地震当時に加盟していた、内牧地区の17施設はすべて、建物の破損や温泉が止まるなど被災。うち1施設は廃業したが、営業を続ける宿泊施設はこれですべて復旧を果たす。今年8月のJR豊肥線、今月の国道57号の再開に続き、地域は復興へまた一歩前進する。