熊本地震関連のニュースからピックアップ -2021年3月-


熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。
2021年3月27日(土)熊本地震から・・・1809日目

■再建祝いコンサート
熊本地震で被災後、建て替えられた益城町の総合体育館のロビーで26日、町民手作りのコンサートがあった。体育館は昨年落成したが、祝賀行事は新型コロナ禍の影響で延び延びに。この日は親子連れなど約40人が集まり、“わが町の体育館”を改めて祝った。


2021年3月26日(金)熊本地震から・・・1808日目

■西原村の大切畑に「みんなの家」
熊本地震で甚大な被害が出た熊本県西原村の大切畑地区に、集会施設「みんなの家」が完成し、25日、住民に鍵が渡された。県が日本財団の支援を受け、アートポリス事業として、5町村10地区の被災した自治公民館を建て替えており、9棟目。 施設は木造平屋約132平方メートル。うち約75平方メートルは村が住民の要望を受けて消防団施設として整備した。同村の集会施設は3カ所で、風当[かざあて]地区が既に完成。下小森[しもごもり]地区は来月、完成する予定。


2021年3月25日(木)熊本地震から・・・1807日目

■被災者訪問 どう続ける?
熊本地震の被災者を訪問して支援する「地域支え合いセンター」事業を続ける県内11市町村のうち、11市町村が3月末で事業を終了することが24日、分かった。国が全額補助する制度だが、近く仮設住宅が解消するめどが立ち、補助対象外となるためだ。各自治体は、住まい再建後も支援が必要な被災者を見守る体制作りを模索している。


2021年3月24日(水)熊本地震から・・・1806日目

■宇土市 避難者ゼロに
宇土市は23日、熊本地震による避難者が5月中旬までにゼロになる見通しを明らかにした。同日、市役所仮庁舎であった市震災復興本部会議で報告した。市によると、現在14世帯2人がみなし仮設住宅に入居。既に自宅再建が始まり、5月中旬までに完成後、入居できる見込み。


2021年3月20日(土)熊本地震から・・・1802日目

■益城町来月11日に追悼式
益城町は19日、発生から5年を迎える熊本地震の追悼式を4月11日午前10時半から益城町文化会館で開くと発表した。町単独での式典開催は3年ぶり。地震で被災した同館の復旧工事は3月中に完了。約500人収容できるが、新型コロナウイルス感染防止のため、来賓と遺族のみの100人で開催する。一般参列はできない。前震発生の14日から3日間は、町交流センタ―入り口に献花台を設置する。


2021年3月13日(土)熊本地震から・・・1795日目

■被災者支援金 申請期限1年延長
県は12日、熊本地震で住宅被害を受けた世帯に支給する被災者生活再建支援金の加算部分に関し、7市町村で申請期限を2022年5月13日まで1年延長すると発表した。加算部門(50万円、100万円、200万円)は住宅の再建方法に応じて決まる。7市町村は熊本市、菊池市、合志市、大津町、西原村、嘉島町、益城町。

■仮設入居者494人(2月末現在)
県は12日、熊本地震の仮設住宅入居者数が2月現在、494人(192世帯)になったと発表した。2016年4月の地震発生から約4年10カ月で、500人を下回った。


2021年3月8日(月)熊本地震から・・・1790日目

■「復興のシンボル」住民ら歓喜 新阿蘇大橋が開通
2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に替わる国道325号新阿蘇大橋(南阿蘇村)が開通した7日、地元住民や観光業者らは、4年11カ月ぶりとなる南阿蘇地域の大動脈の復活を歓迎した。「通勤が楽になる」「活気が戻る」-。待ち望んだ瞬間に、歓喜の声が上がった。


2021年3月7日(日)熊本地震から・・・1789日目

■熊本地震から4年11カ月 新阿蘇大橋きょう開通
2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋の下流で再建が進んでいた国道325号新阿蘇大橋(南阿蘇村)が7日、開通する。震災から約4年11カ月を経て、熊本都市圏と阿蘇地域をつなぐ幹線道路の復旧が全て完了する。車両通行は午後3時から可能になる。

■遺品の車「まだ川に」
2016年4月の熊本地震で崩落し、約600メートル下流で再建していた国道325号新阿蘇大橋(南阿蘇村)が7日、開通する。地元では観光客増や交通の利便性向上に期待が高まる。一方、崩落現場付近の土砂崩れで車ごと流されて犠牲になった大和晃[ひかる]さん=当時(22)=の父卓也さん(62)は、復興の進展を歓迎しつつも、「まだ車体の半分が現場に残っている。もろ手を挙げて開通を喜べない」と複雑な心境をのぞかせる。


2021年3月2日(火)熊本地震から・・・1784日目

■義援金受付月末終了
県と熊本市は、1日、熊本地震の被災者に配る義援金の受け付けを3月末で終了すると発表した。県と日本赤十字社県支部、県共同募金会の3者には2月末現在、535億円が寄せられており、県内の災害では過去最大。地震の義援金は、自宅が被害を受けた被災者亡くなった人の遺族らに市町村を通じて配られる。義援金の受け取りを希望する被災者から市町村への申請は、5月13日まで。