熊本地震関連のニュースからピックアップ -2017年11月-


熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。

11月1日(水) 熊本地震567日目

■立野地区 長期避難を解除
県は31日、熊本地震で甚大な被害を受けた南阿蘇村立野地区の360世帯880人の「長期避難世帯」認定を、村の申請手基づき解除した。熊本地震で認定された長期避難世帯の解除は初めて。
昨年10月31日の認定から1年。村外などに避難していた住民は、地区での生活が認められる。自宅再建や防災面の不安、人口流出などの課題があるが、地区は集落と生活の再生へ動き出す。

11月2日(木) 熊本地震568日目

■熊本城「復興城主」1年で14億円 寄付8万1700件 県外から6割
熊本地震で被災した熊本城の修復を支援する「復興城主」の寄付制度が始まり、1日でまる1年を迎えた。集まった寄付金は14億円を突破。熊本城総合事務所は「多くの支援に感謝している。一日も早い復旧につなげたい」としている。

■立野郵便局が一部再開 1年ぶり窓口と「車両型」で
南阿蘇村立野地区の長期避難世帯の認定が31日解除されたことを受け、日本郵便九州支社は1日、立野郵便局の一部営業を再開した。訪れた住民は「生活に密着した郵便居の再開はありがたい」と喜んだ。

■「公費解体で代金未払い」
熊本地震の復旧工事を巡り、業者間で代金未払いや遅延が相次いでいるとして、県外を含む下請け業者十数社が1日、「被害者の会」を結成した。代金支払いのほか、元請け業者や発注する自治体にも管理強化を求める。
会によると、トラブルは被災家屋の公費解体、道路や河川の復旧工事などで発生。人手確保のため、3次や4次という多重下請けで工事が行われ、上位業者が代金を支払っていないという。

11月3日(金) 熊本地震569日目

■「復興支援に感謝」動画で 県、制作へ WANIMAが主題歌
県は2日、熊本地震で全国から寄せられた復興支援に感謝し、震災の記憶を風化させないための動画を制作すると発表した。主題歌には、県出身の人気ロックバンド「WANIMA」(ワニマ)の代表曲「ともに」を採用。来年1月下旬以降、インターネット上などで公開する。

11月5日(日) 熊本地震571日目

■修学旅行「地震」学んで
熊本地震で激減した県内への修学旅行の回復を狙い、県が地震の経験や教訓を修学旅行生に伝える学習プログラム作りを進めている。初の活用例として、東京都の私立高生徒約140人が8日、阿蘇市を訪れ、震災の現状や教訓など学ぶ予定だ。
被災の大きかった阿蘇、熊本、益城、西原、南阿蘇の5市町村と連携して今年1月、学習プログラム作りに着手。地元住民らのガイド養成にも取り組んでいる。
県は19年春の受け入れ本格化を目指し、関東や関西、中国地方で開かれる旅行業者や学校向け説明会でPRしている。

11月11日(土)熊本地震577目

■震災関連死2人認めず
宇土市は10日、熊本地震後に死亡した2人を震災関連死と認めず、遺族による災害弔慰金の申請を却下したと発表した。市は10月6日の県合同審査会で2人を審査、今月9日付で却下した。遺族は3カ月以内に不服を申し立てることができる。市は2人の年齢や性別、死因などを公表していない。市はこれまで9人を関連死と認定し、今回の2人を含む9人を却下した。不服申し立ては1件。

■益城町と学園大 復興へ包括協定
益城町と熊本学園大は10日、熊本地震からの復興やまちづくりに連携して取り組む包括協定を結んだ。町が地震後に包括協定を結んだ大学は熊本大、県立大に続いて3校目。熊本学園大は学生ボランティアを中心に、地震直後から町内の避難所や仮設住宅で活動。子どもへの学習支援や住民の交流の場づくりを続けている。今後も町復興計画の実現に向けた調査研究などに協力する。

11月14日(火)熊本地震580日目

■県の被災住まい再建支援策 熊本市などもスタート
熊本地震で仮設住宅などに暮らす被災者を対象とした県の住まい再建支援策の受け付けが13日、熊本市などで始まった。初日から多くの人々が詰めかけ、数時間の待ち時間が出た窓口もあった。支援策は、住宅の新築や購入などに充てる融資を受けたり、民間賃貸住宅に移ったりした人が対象。金利や礼金、引っ越し費用などを助成する。

11月15日(水)熊本地震581日目

■県内犠牲者250人に 熊本市 関連死2人を認定
熊本市は、熊本地震後に死亡した女性2人を震災関連死に認定したと発表した。県内の関連死は195人(熊本市73人)で、直接死50人と大雨による二次災害死5人を含めた犠牲者は250人になった。
10月末現在、市には317件の弔慰金申請があり、うち118件の審査が残っている。市への不服申し立ては23件。

11月18日(土)熊本地震584日目

■仮設暮らし 写真で表現
熊本地震で仮設住宅団地で暮らす人や、高校生が撮影した写真を展示する「みんなの家の展覧会」が17日、熊本市中央区の市現代美術館で始まった。県などが主催する「熊本アートポリス建築展2017」の関連行事。来年1月8日まで。被災地の現状を知ってもらおうと企画。仮設団地でのデジタルカメラ講座に参加した8歳からの73歳の10人のほか、第二高と御船高の写真部員4人が8~10月、1万枚以上を撮影。そのうちの約650枚を布にプリントし、仮設団地内の集会施設、「みんなの家」をイメージした木製の大型模型5棟に、屋根や壁に見立ててかけた。写真の一部は壁にも飾った。