熊本地震関連のニュースからピックアップ -2018年3月-


熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。

3月1日(木) 熊本地震687日目

■みなし仮設 2人孤独死
県は28日、熊本地震で被災し、借り上げ型のみなし仮設住宅に入居していた熊本市の女性と御船町の男性=いずれも60代=が、誰にもみとられずに死亡していたと発表した。仮設住宅など被災者の仮住まいで「孤独死」が確認されたのは県内で19人目(公営住宅、特定優良賃貸住宅各1人を含む)。

3月2日(金) 熊本地震688日目

■中岳に人、人、涙 感激「火口見えた」
2月28日に3年半ぶりに立ち入り規制を解除した阿蘇中岳第1火口周辺は1日、前日からの濃霧が晴れ、火口見物が再開された。待ち構えていた観光客が早速、雄大な風景を楽しみ、関係者に安堵の表情が広がった。

3月3日(土) 熊本地震689日目

■地震関連の労災250件
熊本労働局は2日、熊本地震の復旧・復興工事で作業員が死傷した労働火災事故(休業4日以上)が、2016年4月の発生から今年1月末までに250件あり、死者が10人に上ったと発表した。全体の半数近い124件が「休業見込み1カ月程度以上」の重傷だった。死亡事故の具体的な状況では「工場のスレートぶき屋根の上で作業中に屋根を踏み抜いて転落」「住宅塗装の吹き付け作業中、雨でぬれた足場から滑り落ちた」などのケースがあった。

3月6日(火) 熊本地震692日目

■益城町 復興の第一歩
熊本地震で大きな被害を受けた益城町中心部の復興土地区画整理事業が紆余曲折を経て動き出すことになった。町郡市計画審議会が5日、町の計画案を可決した。町と県の担当者は「やっとスタートラインに立てた」と安堵の表情を浮かべ対象地の住民は「1日も早く事業を進めてほしい」とスビートアップを求めた。

3月9日(金) 熊本地震695日目

■関連死申請1人を却下 西原村
西原村は8日、熊本地震後に死亡した1人を震災関連死と認めず、震災弔慰金の申請を却下したと明らかにした。
村はこれまで3人を関連死に認定。却下は今回を含め4人となった。

■エコノミークラス症候群を無料診断
同症候群は足にできた血栓(血の塊)が肺の血管に詰まり、胸痛や心停止につながる。避難生活との関連が指摘されており、新潟中越地震や東日本大震災では、地震の数年後も血栓が消えない被災者の症例が報告されている。
東日本大震災から7年の節目に合わせ、熊本地震直後から予防活動に取り組む医師グループ「キーププロジェクト」が実施。

3月12日(月) 熊本地震698日目

■トロッコ列車 出発進行
南阿蘇鉄道の観光トロッコ列車「ゆうすげ号」が11日、今季の運行を始めた。熊本地震の影響で、高森(高森町)-中松(南阿蘇村)間の部分運行。乗車した観光客らは阿蘇の山並みを車窓から楽しんだ。毎年春から秋の観光シーズンに運行する名物列車。3両編成で速度を落とし、7.1㌔を通常の2倍近い約20分かけて走る。

3月13日(火) 熊本地震699日目

■震災関連死 「ショックや恐怖」半数
熊本地震で2017年末までに震災関連死と認定された197人のうち、地震のショックや余震の恐怖による肉体的・精神的負担が死につながった人が半数に上ることが12日、県のまとめで分かった。70代以上が全体の約8割を占め、持病があった人も9割近いため、県は「特に高齢者が眠れず、疲れがたまって病気の発症や悪化などにつながったのではないか」と分析している。県によると、遺族らの聞き取りなどを基に市町村が回答(原因は複数回答)。「地震のショックや余震への恐怖による肉体・精神的負担」が100人で最多。「避難生活の肉体・精神的負担」が74人。「医療機関の機能停止などによる初期治療の遅れ」が43人と続いた。

■益城 70代女性を認定 県内関連死201人に
益城町は12日、熊本地震の震災関連死に70代女性を新たに認定したと発表した。関連死の認定は同町で22人、県内では201人となった。直接死50人と大雨による二次災害死5人を含めた県内の犠牲者は256人。

3月14日(水) 熊本地震700日目

■熊本地震 1年11カ月 仮設4万人切る
県は13日、熊本地震の仮設住宅に入居している被災者が、2月末時点で3万9396人(1万7308戸)だったと発表した。14日で地震発生から1年11カ月「仮の住まい」で暮らす被災者が初めて4万人を切った。仮設住宅の入居者がピークだった昨年5月末の4万7800人と比べ8404人減った。住宅再建が一歩ずつ進んでいることがうかがえるが、まだ4万人近くは恒久的な住まいの再建や確保ができていない。県は住宅ローンの利子や賃貸物件への入居費用を助成する復興基金事業を使って、支援していく考え。

■熊本地震公費解体進捗率99.6%に
県が13日公表した熊本地震の公費解体棟数の集計によると、2月末時点の進捗率は99.6%で前月末から1.1ポイント上昇した。3万5675棟の申請に対し、解体済みは3万5521棟で残りは154棟。

3月17日(土) 熊本地震703日目

■氷川町で60代男性震災関連死認定
氷川町は16日、の熊本地震後に亡くなった60代の男性を新たに震災関連死に認定したと発表した。同町の関連死認定は3人目、県内では202人となった。直接死50人と、大雨による二次災害死5人を含めた県内の犠牲者257人。一方、菊池市は16日、1人を震災関連死と認めず、却下したと明らかにした。却下は9日付け。市はこれまで4人を関連死に認定。却下は今回を含め7人となった。

3月20日(火) 熊本地震706日目

■復興住宅 立野地区7月着工
南阿蘇村は19日、熊本地震で大きな被害を受けた立野地区に整備する災害公営住宅(復興住宅)について、設計・建設を担当する県内8社と協定を締結した。7月に着工し、2019年3月の完成を目指す。

■本申し込み向け 西原村が説明会
西原村は19日、熊本地震で自宅を失い、自力で再建できない被災者を対象にした災害公営住宅(復興住宅)の本申し込みに向けた個別説明会を始めた。30日まで。4月末までに必要な書類を提出してもらい、8月入居を目指す。

3月21日(水) 熊本地震707日目

■地震2年「祈念ウィーク」来月中旬 追悼式や復興イベント
県は20日、熊本地震から2年を迎える4月中旬の「復興祈念ウィーク」に県内で開かれる関連行事の詳細を発表した。犠牲者に鎮魂の祈りをさざける追悼会式のほか、民間の復興イベント支援にも取り組む。

○9~20日 熊本地震・東日本大震災報告写真展-県庁
○13~15日 KKT杯バンテリンレディースオープン-熊本カントリークラブ
○14日 熊本地震犠牲者追悼式-県庁
○14日 熊本ヴォルターズ復興支援マッチ-県立総合体育館
○15日 熊本復旧・復興有識者会議-県庁
○15日 復興まちづくりシンポジウム-県庁
○15日 ロアッソ熊本復興支援マッチ-えがお健康スタジアム
○15日 くまモン&キネコ映画祭-県立劇場
○16日 復興祈念コンサート-県立劇場

■義援金3億7310万円23市町村に配分へ
県は20日、熊本地震の被災者支援で県と日本赤十字社、共同募金会の3者に寄せられた義援金の第21次配分として、23市町村に計3億7310万円を配ると発表した。
3者に集まった義援金は13日時点で累計515億8072万円。

3月24日(土) 熊本地震710日目

■震災関連死3人認定 宇城市と阿蘇村
宇城市は熊本地震後に死亡し旗90代の女性2人、南阿蘇村は1人をそれぞれ23日、震災関連死に認定したと発表した。関連死の累計は宇城市が12人、南阿蘇村が14人、県内は205人。直接死50人と大雨による二次災害死5人を含む犠牲者は合計260人となった。

3月27日(火) 熊本地震713日目

■益城町復興住宅 仮申し込み771件
益城町は20日、熊本地震の被災者向けに整備する災害公営住宅(復興住宅)の仮申し込みで、771件の入居希望があったことを明らかにした。同日開かれた、町災害公営住宅検討委員会で報告した。

3月30日(金) 熊本地震716日目

■県道河陰阿蘇線の通行止めあす解除
県は20日、南阿蘇村河陽の県道河陰阿蘇線(149号)の全面通行止め区間(約200㍍)について、予定を前倒しして31日午前8時に規制を解除すると発表した。

3月31日(土) 熊本地震717日目

■震災関連死 新たに1人
益城町は30日、熊本地震後に死亡した90代女性を、震災関連死に新たに認定したと発表した。関連死の認定は同町で23人、県全体では209人となった。直接死50人と大雨による二次災害死5人を含めた県内の犠牲者は264人。