熊本地震関連のニュースからピックアップ -2018年11月-


熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。

11月1日(木) 熊本地震932日目

■美里町に復興住宅 入居今日から
熊本地震で被災した自力での自宅再建が困難な被災者向けに、美里町が整備した2カ所の災害公営住宅(復興住宅)計10戸が完成。1日から入居を始める。堅志田と永富の各5戸。いずれも平屋で2LDK。2017年7月、設計に着手し、今年3月から工事を進めていた。建設費は2億2962万円。同町の復興住宅整備はこれで完了した。

11月2日(金) 熊本地震933日目

■「復興城主」2年で19億円 熊本城復旧 寄付9万6936件
熊本地震で被災した熊本城の復旧費用を募るため、熊本市が作った「復興城主」がスタートして2年。県内外から寄せられた善意の総額は19億円を超えた。西南戦争で焼失した熊本城の建造物復元のため、市が1998年に設けた「一口城主」制度は17年間で約18億2740万円。既に1億円以上も上回っている。

11月13日(火) 熊本地震944日目

■仮住まい ピーク時の半数
2万3096人 仮設延長新たに303世帯
県は12日、熊本地震に伴い、仮設住居などに入居する被災者数が10月末現在で2万3096人に(1万150世帯)になったと発表した。発生から2年半が過ぎ、ビークだった2017年5月の4万7800人(2万255世帯)に比べ、初めて半数を切った。

11月14日(水) 熊本地震945日目

■熊本市と西原村 公費解体が完了
県は13日、申請数が3万5675棟に上った熊本地震の公費解体が、10日末時点で南小国町の民家一棟を残すのみとなったと発表した。熊本市1棟、西原村1棟の解体が完了し、同村の1棟が申請を取り下げたため前月末から3棟減少した。

11月21日(水) 熊本地震952日目

■義援金4310万円を15市町村に配分
県は21日、熊本地震の被災者支援で県と日本赤十字社、共同募金会に寄せられた義援金の第29次配分として、15市町村に4310万円を送ると発表した。送金は22日の予定。配分額は熊本市3050万円、御船町290万円、益城町230万円など。県の配分対象と基準額に変更はなく、被災者への支給額は県の基準を踏まえ、市町村が決める。新たに被害が確定した世帯向けで、すでに受け取った世帯への追加支給はない。3者に集まった義援金は13日現在で526億6891万円。