熊本地震関連のニュースからピックアップ -2019年5月-

熊本地震関連ニュースピックアップは、熊本日日新聞の記事より抜粋しています。

5月11日(土) 熊本地震1123日目

■宮崎で震度5弱
10日午前8時48分ごろ、宮崎県の宮崎市と都城市で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は日向灘で深さ約25㌔。地震の規模はマグニチュード(M)6.3と推定される。近畿、中四国、九州の広範囲で震度1~4の揺れを観測した。宮崎、高知両県の沿岸で若干の海面変動が予想されたが、被害はなかった。

■県内7市町 震度4
10日午前8時48分ごろに宮崎県沖の日向灘で発生した地震では、県内全45市町村で揺れを観測。熊本市南区や宇土市など7市町では震度4を記録した。県や警察によると、県内で人的、物的被害は確認されていない。
震度4を観測したのは、ほかに宇城市、合志市、美里町、氷川町、芦北町。

5月12日(日) 熊本地震1124日目

■被災農地 田植え再び
熊本地震による水田被害の3割が集中した阿蘇市ではことし、全ての農地で営農を再開する。被災農地を借り上げる市独自の制度が、復旧工事を加速化させたという。5月上旬、平野部より1カ月早いコメの作付が始まり、あちこちで田植え機が行き来している。

5月14日(火) 熊本地震1126日目

■仮設1369世帯延長せず
県は13日、熊本地震の応急仮設住宅で6~7月に入居期限を迎える2349世帯のうち、58%に当たる1369世帯の入居を延長しないと発表した。15世帯は延長希望が認められなかった。
自宅再建の遅れや災害公営住宅(復興住宅)の完成待ちを理由に、県が延長を認めたのは914世帯。書類不備による保留も66世帯あった。